『ありがとうテーブル』

6月16日の話の続きなんですが。

気付けば、堺東GOITHのバーカウンターには、赤ちゃんの私の他、
Boiler陸亀、功、フェミニン☆、ハイファイコーヒーズの面々が、
何となくフラりと椅子を並べて話していました。

みんなそれぞれのライヴの日は、お客さんと喋ったり、
出番の準備や後片付けにバタバタしていて、
打ち上げの時ぐらいしか、ゆっくり話す機会がありません。
その打ち上げにも、私のように定職や所帯を持ってる人間や、
ツアーで次の街へ出発しなくてならない者は、なかなか参加できません。
だからこうやって、仲の良い者同士が、ガン首揃えて喋るというのは、
結構レアな出来事なのであります。

以前私はこのブログで、上記の面子(プラス数バンド)のことを、
“大阪のシーンを引っ張っていくことになるであろう存在”
と書いたことがあります。
そういう奴らが、一堂に会してイベントを打てば面白いのに、と書きました。
そこそこのレベルのバンド力がないと、簡単には出演できない、
ちょっと敷居の高目な、若者が、いつかは出演したいと憧れるような、
そんなイベントがあればいいのにと。

そんな想いはみんな同様に持っているようで、それぞれ口をついて出るのは、
「このメンバーでイベントしましょう！面白いことしよう！」
という言葉でありました。

そのメンバーの中に、我々赤ちゃんも入れてもらえていることが、
光栄なようで、年甲斐もなく照れ臭いようで、
浮かれてしまいそうになるのを、必死でこらえておりました。

功も東京でイベント打つ時は声をかけてくれると言ってくれるし、
もっと若い奴らの中にも、熱い想いを持っとるのがおります。

私は決めました。

年内に、赤ちゃん企画のイベントを実施します。

大阪のオモロイ奴ら全員出てもらいます。

我々赤ちゃんの動員が一番少なくても、
トリで俺たちが出てきて、フロアがガラガラでも、気にしません。

みんな面白いことを求めてるのに、先頭で旗を振ってくれる奴がいません。
ケラリーノ・サンドロビッチをきどるわけでは、決してありませんが、
その役は、私のような、キャリアだけはやたらとある、
年長バンドマンが適役なのかもしれません。
それが、私の使命のような気にすらなっています。

みんな応援してな。

俺、やるから。

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