パニック障害と診断され、休職したものの、治るのに時間がかかると実感した私は仕事を辞めざるをえなくなった。
それからというもの、何もすることがなくなった私は一日中何かを考える生活を送っていた。
診断されてすぐは、身体もまともに動かず、息が常に苦しく、胸は不安が渦巻いて生きた心地がしなかったので一切何も考える余裕がなかった。
正式に診断書を貰って会社に提出し、休職することになってからは、休んでもいいんだ、立ち止まってもいいんだと思え、ただひたすらに寝て、少しずつ喉を通らなかった食事が食べられるようになった。
徐々に身体が楽になっていくと同時に外出もするようになるが、外がとにかく怖い。
一人で外に出るなんて、「また発作が起こったら?」という不安が常につきまとう。
勇気を出して散歩に出かけるようなったが、何度も半狂乱で家に帰宅し、落ち着くまで心臓がはち切れそうに脈打ったまま寝転がるしかないことが多々あった。
発作への恐怖がつきまとう中の外出は、いつでも勇気がいるものだった。
休職して時間は有り余っているし、本やパニック障害を乗り越えた方のブログや本を読み漁った。
色んな本を読み漁る中で一番心に止まったのは、「今に集中する」ということだった。
診断されてからずっと発作への恐怖感に苦しみ続けているが、発作の恐怖は全て「過去の苦しかった体験」から来ている。
そして、それが外出した時などに発作が起きたらどうしようという「未来への不安」に繋がる。
何ひとつ「今」に目が向けられていないということに気付かされたのだ。
きっと外出したら楽しいことがある。
花を愛でたり、風景を楽しんだり、買い物を楽しんだり……。
目には映っていても、心は現在になく過去や未来のことばかりなので全く楽しめず発作が起きてしまうのだろうと感じさせられた。
回復の糸口はきっとここにあると私は思っている。
不安や恐怖という負の感情はそう簡単に取り払えるものではないが、意識的に現在へ心を向けることで前に進めるのではないだろうか。
具体的に言えば、耳で今聞こえる鳥の鳴き声、風の音などを感じ取り、目に映る車や店、看板に気を止めてみたり、肌に感じる冷たい風や服の暖かさに意識を向けて見ることだと思う。
ただ、回復すると言えど、完全に昔の自分に戻れるなどとは思っていない。
完全にパニック発作の苦しみを忘れる日は訪れないと思うし、一生頭に残っていると思う。
ただ、何歳からだって人間の考え方は変えられる。
苦しみを忘れることなく、自分らしくこの試練を乗り越えていけば、きっと優しくて強い自分になれると信じている。
そのためには何よりもまず勇気を持って踏み出していくことしかない。
処方される薬は松葉杖みたいなもので、病院の先生が心や頭を治してくれるわけではない。
本当に自分の心を治すのは自分自身にかかっているのだから。
それからというもの、何もすることがなくなった私は一日中何かを考える生活を送っていた。
診断されてすぐは、身体もまともに動かず、息が常に苦しく、胸は不安が渦巻いて生きた心地がしなかったので一切何も考える余裕がなかった。
正式に診断書を貰って会社に提出し、休職することになってからは、休んでもいいんだ、立ち止まってもいいんだと思え、ただひたすらに寝て、少しずつ喉を通らなかった食事が食べられるようになった。
徐々に身体が楽になっていくと同時に外出もするようになるが、外がとにかく怖い。
一人で外に出るなんて、「また発作が起こったら?」という不安が常につきまとう。
勇気を出して散歩に出かけるようなったが、何度も半狂乱で家に帰宅し、落ち着くまで心臓がはち切れそうに脈打ったまま寝転がるしかないことが多々あった。
発作への恐怖がつきまとう中の外出は、いつでも勇気がいるものだった。
休職して時間は有り余っているし、本やパニック障害を乗り越えた方のブログや本を読み漁った。
色んな本を読み漁る中で一番心に止まったのは、「今に集中する」ということだった。
診断されてからずっと発作への恐怖感に苦しみ続けているが、発作の恐怖は全て「過去の苦しかった体験」から来ている。
そして、それが外出した時などに発作が起きたらどうしようという「未来への不安」に繋がる。
何ひとつ「今」に目が向けられていないということに気付かされたのだ。
きっと外出したら楽しいことがある。
花を愛でたり、風景を楽しんだり、買い物を楽しんだり……。
目には映っていても、心は現在になく過去や未来のことばかりなので全く楽しめず発作が起きてしまうのだろうと感じさせられた。
回復の糸口はきっとここにあると私は思っている。
不安や恐怖という負の感情はそう簡単に取り払えるものではないが、意識的に現在へ心を向けることで前に進めるのではないだろうか。
具体的に言えば、耳で今聞こえる鳥の鳴き声、風の音などを感じ取り、目に映る車や店、看板に気を止めてみたり、肌に感じる冷たい風や服の暖かさに意識を向けて見ることだと思う。
ただ、回復すると言えど、完全に昔の自分に戻れるなどとは思っていない。
完全にパニック発作の苦しみを忘れる日は訪れないと思うし、一生頭に残っていると思う。
ただ、何歳からだって人間の考え方は変えられる。
苦しみを忘れることなく、自分らしくこの試練を乗り越えていけば、きっと優しくて強い自分になれると信じている。
そのためには何よりもまず勇気を持って踏み出していくことしかない。
処方される薬は松葉杖みたいなもので、病院の先生が心や頭を治してくれるわけではない。
本当に自分の心を治すのは自分自身にかかっているのだから。