奈良県葛城市と香芝市、それと大阪府太子町に跨る二上山【にじょうさん/ふたかみやま】。
大きいほうが雄岳、小さいほうが雌岳です。紅葉が始まりかけています。
うつそみの人なるわれや明日よりは
二上山をいろせとわが見む (万葉集)
雄岳頂上には天武天皇の皇子でありながら謀反を企てたとして処刑された大津皇子【おおつのみこ】の墓が有ります。大津皇子の姉大伯皇女が弟(いろせ)の死を悼んで詠んだ歌です。
二上山は奈良盆地側から見て西方にあり、日の沈む山とされてきました。北方には県天然記念物の屯鶴峰【どんづるぼう】があり、大阪側の太子町には聖徳太子や推古天皇、遣隋使小野妹子などの墓があります。
↓葛城市から見た二上山