すみません、次元の数え方間違えちゃったので修正しました。5/2。
ホログラフィック宇宙論とは
ホログラムというとコレ。スターウォーズのレイア姫ですね。
(3Dホログラムで話すレイア姫)
ロボットC-3POから投影された3Dホログラムによるレイア姫が有名です。
ルーク・スカイウォーカー役を演じるマーク・ハミルトンよりもハン・ソロを演じるハリソン・フォードの出世作になってしまった映画でしたが、TVではなく立体の3Dホログラムが動いて話すというシーンは衝撃的でした。
(ハン・ソロ演じるハリソン・フォード)
ホログラムとは立体の情報をレーザーなどで読み取り、その情報を平面的なフィルムに収め、光などの干渉を利用して立体として取り出す技術です。
つまり、3次元を投影していてもその実体は2次元にあることになります。
この原理を宇宙空間に応用したものがホログラフィック宇宙論です。
簡単に説明すると。
宇宙は1枚のホログラムに似ている。 ホログラムが光のトリックを使って3次元像を薄っぺらなフィルムに記録しているように,3次元に見える私たちの宇宙はある面の上に“描かれた”ものだ。
という考え方です。
この世界は2次元である
とかく宇宙論の話になると多次元世界の話になってしまいます。いわくこの世界は3次元に見えるが実際は5次元、6次元、7次元となっている。という具合です。
はたまた某宇宙人の話としてこの世界は実は9次元になっていて云々。もはや100次元といわれてもああそうですかぁ。とキリが無くなります。
この多次元の話はなんとなくパラレルワールド理論と似ています。あらゆる選択の場面ごとに新しい宇宙が分岐されていく考え方ですがこれも無限大ですね。
えらそうなことを言っていてもわからないのと同じ。収拾がつきません。
我々人類の目には3次元に見えるこの世界、実は3次元が見えるということは、我々の目及び脳は3次元にないことを意味します。
0次元は点。1次元は線。2次元は平面。3次元が立体です。ところが、0次元の存在が0次元を認識することはできません。0次元を認識する者は1次元から、1次元を認識するには2次元からでないとわかりません。そして2次元を認識するには3次元から。ではこの3次元世界を認識するには???
となっていきます。つまり、今現在3次元世界を認識している我々人類は3次元世界には存在していないことになるのです。
もっと単純に考えてみましょう。
この世界、宇宙が全て2次元だったら?
そして我々人類はTVゲームを見ているのと同じように立体的なホログラムを楽しんでいるだけだったら?
立体と思い込んでいる平面を見ているだけですから何も9次元存在になる必要もないですね。下手したら0次元の魂でもいいわけです。
宇宙のホログラムシートとアカシックレコード
この宇宙全てを網羅する情報シートがあれば、この宇宙のすべての情報がシート1枚に格納されていることになります。そのシートをなんらかの媒体を通じて実在する世界として投影していくわけです。もちろん我々の肉体も。
このシートにはデザイン・動作・時間軸など全ての情報が格納されます。過去も未来も格納されているのです。なんらかの方法でこれを読み取る技術が予言なのではないでしょうか。この宇宙的ホログラムシートは世に言うアカシックレコードとなります。
ホログラムシートを実体として投影するためには媒体が必要です。光だったり音だったり波立ったりするわけです。
世界の始まりは神の声と光から始まりました。
(ビッグバン)
シートに格納されていた情報をこの世界に解き放ったのが神からの投影なのでしょう。
さらにこの理論では過去も未来も1枚のシートに封印されていることになります。つまり、未来は決まっていることになってしまうのです。
これは遺伝子によって人生が決まってしまうのと同じくらい恐ろしい現象なのですが、自由意志の猶予はどうなっているのか興味深いところです。
遺伝子に対する社会的実験の記事はこちら↓。
ホログラムシートと地球平面説
究極、この宇宙の実体が2次元であるならば、当然地球の実体も2次元にあります。つまり、地球は平面であり、それどころか宇宙も平面となります。
そして地球のホログラムシートはこちら↓。
(中世のフラットアース地図)
平面に描かれた地球を4隅に配置された天使たちが投影して現実世界を浮かび上がらせるのです。
地球が丸い必要はありません。地平線の端まで行ったら反対側からワープして戻るだけです。我々は何者かによってこのシートの中に閉じ込められているのです。
平面の投影は立体に見えてもその中に没入すれば平面です。この地平線上の大地もホログラムシートの一種かもしれません。太陽も月も丸く見えますが、実際にそこに行ったらまた平面に戻るのです。
目に見えない壁、天蓋の向こう側のシートを投影することができれば新たなエクストラワールドに入れるかもしれません。
(地球の外側にもう一つの地球がある)
そこには伝説の巨人も世界樹もウヨウヨいることでしょう。
以上。