前回の続きですが、ドラゴンの話題から、そのまま魔法使いの話題に移行していきます。

めくるめくファンタジーの世界をご堪能ください。全て事実ですが。

 

ここから。

 

前回の記事ではあまりドラゴンについて詳しいことは触れられなかったね。ここでおさらいしておこう。

ドラゴンや恐竜はどうやって生まれたかって?

その前に大巨人はどうやって出来たと思う?大洪水前の人類はとても巨大だった。今知られている恐竜の化石に匹敵するぐらいにね。

それでも山のような大巨人はなかなか生まれないだろう?

しかし、現代でも生物が巨大化する条件が一つある。

ハイブリッドだ。

(ライオンとトラのハイブリッド。ライガー)

どういうわけか、一部のハイブリッド生物には成長を抑制する遺伝子が欠落してしまうそうだ。つまり生きている間、成長し続けるわけさ。

聖書の一説にこんな話があるんだ。

 

創世記第6章

6:4そのころ、またその後にも、地にネピリムがいた。これは神の子たちが人の娘たちのところにはいって、娘たちに産ませたものである。彼らは昔の勇士であり、有名な人々であった。

 

 

この解釈には色々あるけど真実を見つけるには素直に言葉を受け取るのが一番いい。つまり、天使が人間と交わったのさ。

いいかい?ここで聖書は神の子と言ってるんだ。一般に言われてるような堕天使なんて記述は一つもない。この時点ではこの行為は神もOKだったのさ。こうして生まれたネフィリムは勇士だったからね。

その子供たちはハイブリッドだ。天使と人間のハイブリッドだからある種最強の異種交配だね。そして成長を続けて山のようになったのさ。

 

でもここから堕落が始まった。

彼らは動物とも交わっちゃったのさ。一説にはネフィリムが動物と交わったって話もあるね。まあ、堕天使といわれる所以さ。

このハイブリッドが恐竜やドラゴンさ。ペガサスや龍なんていう人気者者も生まれたけどね。それでも最初の頃は上手くいってんだけどね。

ドラゴンやペガサスには翼があるだろう?

天使にも翼があったからね。その理由が分かったかな?

もちろん、天使(堕天使)の子供だから奴らにも知能があった。

下手すればその辺の人間より賢かっただろうね。当然、力もあった。

神と崇められるのも当然だろ?

知能があったから良い奴も悪い奴もいただろう。そうして争いが始まったのさ。中には人の見方をしてくれるドラゴンもいたけどね。

こうして世界は混沌の世界になっていったのさ。まあ地獄だね。

神の想像以上に力を持った彼らは、もう好き放題さ。生命の木や善悪を知る木も全て切り倒しちまった。最後は共食いを始める始末さ。

楽園を台無しにした彼らは、神様の怒りを買って大洪水で滅び、石にされちゃったけどね。

 

この中でも最大級だったのが、前回紹介したアトラス山脈や日本列島だったってわけさ。この話は続きがあるんだが、また次回に回そう。

 

ところで、一つ疑問に思わないかい?

見てきた通り、ドラゴンや大巨人は人間と共存していたんだ。

今でもそうだけど、人間は非力だ。いくら巨大だったからって火を吐くドラゴンや山のような大巨人に太刀打ちできると思う?

不可能だ。すぐに全滅させられるよ。

でもね、当時の人類には対抗手段があったんだ。

ズバリ、魔法だ。

それを教えてくれたのも天使さ。まあ堕天使だけどね。

エノク書にこんな記述がある。

 

9.6.1
 そしてあなたはアザエールが何を為したか、万事を眼にしておられる、彼は地上に諸々の不正を教え、永遠の秘義、天にあって彼らの行う事柄を明らかにし、人間どもはこれを知りました

 

天使たちは、自分の妻や子供たちに秘儀を教えちゃったんだ。この秘儀ってのは解釈が色々あるけど、この秘儀のおかげで当時の人類は面白おかしく暮らしたそうだ。

秘儀にも色々あるだろうけれど、まあ一言で言えば魔法さ。

魔法には癒したり、無重力を作り出したり、いくつかの種類があるけれど、当時の人類に最も必要だったのは武器としての魔法だった。

恐竜に食われちまうからね。

ところで魔法使いの姿が老人として描かれていることが多いよね。

魔法を使えるようになるには血筋ももちろんだけど、年齢も影響してるんじゃないかな?

当時の人類は1000年近く生きてる。300歳以上の人間にこの能力が発動するとしたら理にかなってるね。

現代は120歳が限界だから、不可能だけどね。もちろん天才はいる。

若くから才能を発揮していた人間もいただろう。後年の魔女狩りを考えると女性に多かったみたいだ。

こうして魔法使いは当時の人類には役に立つ存在だった。

大洪水後は神様に禁止されちゃったけどね。呪術の一つとしてね。

 

でもね一部では秘密裏にこの秘術が伝わってるんだ。

正典ではないけど、ダニエル書では、ダニエルがバビロニア王の所に行って、バビロニア人が崇めていた竜を、ピッチと脂肪と毛髪によって作られた団子で殺しちゃうシーンがあるんだけどね。こんなのは魔法に決まってる。その後、民衆の怒りを買ったダニエルは獅子のいる洞穴に7日間閉じ込められるんだけど、無事だった。これも魔法さ。

 

え?今も魔法はあるのかって?

当然さ。俺たちは世界の真実から隠されているからね。

ああ、ついでに言っておくけどストーンサークルってあるだろ?

天文学のための石なんかじゃないぜ?

あれは、れっきとした魔法陣さ。

以上。