唯吹 充 「イブキ ミツル」
この仕事を始めたきっかけは
当時付き合っていた彼女の一言
その言葉の後、程なく振られます(笑)
「充は色んな人に満遍なく優しく出来る人やからスカウトマン向いてると思うししたらイイやん」
僕が19歳にその事を言われた時に
初めてスカウトという仕事の存在をしりました。
20歳になって始める事になるんですが
当時僕はブレイク ダンスが人生の中心でした
全国レベルの大会に2度出場
そんな僕でしたが練習中に倒れてしまい
ダンスに対する気持ちが冷めてしまいます
熱中していた趣味が無くなり
何もする事がなく
退屈な時間を過ごすのであれば
スカウトマンになろう!
元カノを、引きずってた僕は
スカウトマンとして稼いで
元カノを見返したかったのです。
そしてスカウトを初めて半年たらずで
給料は50万を超えてスカウトの仕事にやりがいを感じがんばっていました。
そして転機が自分が所属していたグループが潰れ
給料が払えないと言われ
夜の世界右も左も解らない僕は
そのまま翌月からの収入は0
ちなみに潰れた月に僕は大学を退学してます
今までに感じた事の無い絶望だった
大学を辞めてまで、真剣に人生掛けて
取り込もうとしていた矢先に
三ヶ月程ニートしていました
そこから持ち前の身体能力を生かして
コナミスポーツへ就職
水泳のコーチをしていました!
これで軌道修正出来たのかと思ってましたが
2ヶ月、3ヶ月
働いてると自分の気持ちに気づきます
この仕事をしたい訳じゃない
自分が死んでる
スカウトしていた時に知り合った女の子が
「充スカウトまだしてる?うちのお店女の子足りないから紹介してよ」
その話を聞いた時僕は初恋のような
ドキドキを感じました
そこから21歳で個人スカウトとしての
人生が始まりました。