S&P500のETFを10年間保有しても資産を減らすことがあります。
2000年1月から09年12月までがマイナスリターンとなるケースで配当込みでさえこの悲惨な結果です。期間中にITバブル崩壊やリーマンショックがあったとはいえガッカリという感じですよね。
でもこれが20年間となると一変します。
同じ00年1月に投資していますが見事な資産の増え方です。
リーマンショック後の大胆な金融緩和が株価上昇の原動力となっており、特に12年1月から21年12月の10年間は正に投資の黄金期で、ある意味特殊な期間だったのかもしれません。
22年1月以降リターンが減ってきています。今後は00年1月から11年12月の12年間ように横ばいとなるのか。それとも12年1月から21年12月の10年間のような爆上げが再現されるのか。未来の株価の動きを予測することはできませんが、やっぱり投資で成果を出すには20年ぐらいの長期でないと駄目なんでしょうね。