CA ARCserve Replication | 記憶の記録Ⅱ

記憶の記録Ⅱ

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常駐先であるお客様は、グループ会社に散在しているファイルサーバーを、クラウド上のファイルサーバーへ集約しようとしている。

そこでデータをどうやって移行するかが問題になる。
移行元のサーバーは、ドメインやワークグループ等の環境が異なるだけでなく、サーバーOSがWindows 2000 Serverだったり、未だにNTサーバーを使っているところもあるらしい。

となると、移行元のサーバーには、設定変更やソフトウェアのインストールなどは極力したくない。

そこで、移行用のサーバー(Windows 2003 or 2008 ベース)を用意し、まずユーザーにデータを整理してもらいながら、データをコピーしてもらう。
そのデータを、レプリケーションソフトウェアを使って、クラウド上のファイルサーバーへ移行する。

という手法に辿り着いた。

となると今度は、どんなソフトウェアを使うか?
ということになる。

robocopy, xcopy, 等のコマンドや、DFS-RのようなOS標準機能、はてはARXというアプライアンスものまで、いろいろなものが候補に挙がった。
レプリケーションソフトウェアとしては、Double-Takeが候補に挙がっていたが、「ドメインが必須」「ドメインを跨ぐ場合は、同一フォレスト内でなければダメ」という制限事項があり、決め手に欠けていた。

で、レプリケーションもしくはバックアップ系のソフトウェアで似たようなことができるものがないか探したところ、あったあった、ありました。

CA ARCserve Replication
http://www.ca.com/jp/content/campaign.aspx?cid=170043

本来の用途は、サーバーの可用性向上、災害対策を目的としたソフトウェアだけど、今回のようにデータの移行目的でも使えそう。

で、Double-Takeのイマイチな制限事項がこの製品にもないかどうかを問い合わせてみたところ、ドメインがなくても動作するとのこと。

よさげなもん、み~つけたっ♪