技術について今年も学校の授業が始まった。相変わらず講義では寝てしまう学生は多いが、実技では熱心に取り組んでいる学生が多いように感じる。最近の理学療法士の中には理論などばかりで、患者に触れず治療できない人も増えている。もちろん理論や知識は重要であるが、それだけでは患者はよくならない。関節可動域訓練一つとっても大きな差がある。歩行訓練では歩かせれないこともある。それを患者の所為にするのでなく、自身の技術に向けなけば、増加する理学療法士の中では生き残って行くことは難しいだろう。20年以上の経験があっても大丈夫という安心はない。