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地カレーを愛する

 全国のご当地カレーが約200食。魅力的な地カレーを写真付きで紹介!

    全国各地のオリジナルなカレーライス。それが地カレーです。
    タイ・バンコクへ取り寄せて味わっています。
    家で手軽に食べられるレトルト・カレーは、日本の文化ですね。

テニスの錦織圭くんのお陰で、全国的に有名になったのどぐろ(別名アカムツ)は、山陰の海の幸です。

 

私の出身地は島根県で、近くの浜田漁港では、「どんちっち」ブランドをつけて売り出している魚でもあります。

 

そののどぐろを使ったカレーとあっては、反応せざるを得ません。でも、なぜか北海道なのですね。

 

 

のどぐろは、白身のトロと呼ばれています。トロというくらいですから、トロっとした感じの脂が乗った魚です。これは焼いて食べると美味しいんですよ。

 

人気になったお陰で、小さいサイズでもけっこうな値段がするようになりました。まあそれは受給の関係ですから、仕方ありません。

 

ですので、まるで和牛カレーのような値段がついていても、驚くことはありません。なにせ、のどぐろですから。

 

 

ちょっと固形部分と液体部分が分離した感じがあります。しっかりと混ぜた方が良いでしょう。

 

見た目はわかりづらいですが、この中にのどぐろの切り身が4~5枚は入っているようです。骨もヒレも、そのまま食べられるほど柔らかく熱を通してあるとのこと。

 

食べてみると、たしかに「さかな~」という感じはします。ただ、これが「のどぐろ~」かと言うと、何とも言えません。わかるのは「さかな~」です。

 

少し身がしまっているので、のどぐろのトロッとした感じはありません。そういう意味では、ちと残念ではあります。

 

カレーは、中辛と書かれているように、やや辛めの味になっています。こってりした感じですね。砂糖の他に、還元水飴、増粘多糖類など、やたらいっぱい入っているのが、ちょっと気になります。

 

味は、さっきも書いたように「さかな~」という感じがするので、好き嫌いが分かれるように思います。決して不味いわけではありませんが、個性が強いカレーです。

 

磯臭さとは、またちょっと違いますね。そういう意味でも独特です。

 

個人的には、もう1回食べたいという気にはならないかなって味でした。ごめんなさい。

 

 

広島空港のお土産物売り場で見つけたカレーです。

 

レモスコとかレモンに関わるスイーツなどがあり、レモンって有名なんだと感じました。

 

 

レモスコというのは、レモンと唐辛子で作られたもののようです。

 

これが、かきカレーとどうマッチするのか、楽しみです。

 

 

トッピングに冷凍物を3つ載せました。餃子、えのきたけ、そしていんげん豆です。

 

カレーは、やや粘性のあるもので、目立った具は牡蠣のみというシンプルなもの。かきカレーでは、これが定番ですね。

 

大きさにバラツキがあるものの、牡蠣が3つほど入っていました。やはりプリプリ感はありませんが、しっかりとした歯ごたえと、牡蠣の風味が感じられます。

 

カレーは濃厚でやや辛めです。パッケージに「中辛よりちょい辛」とありますが、そんな感じです。大辛と言っても良いくらいです。

 

カレーの味は濃厚で、かつ酸味が感じられます。レモンの酸味でしょうね。爽やかな美味しさです。

 

 

うんちくを見ると、まずは「化学調味料不使用」と、健康的であることをアピールしています。

 

一晩レモンに漬け込んだ味わい豊かな牡蠣を加え「レモスコ」でアクセントをつけたピリッとおいしい瀬戸内カレー。

 

牡蠣をレモンに漬けておくんですね。どおりで牡蠣を食べた時、爽やかなレモンの風味がすると思いました。

 

レモスコのうんちくには、こうあります。
 

瀬戸内産広島レモンに青唐辛子を絶妙なバランスでブレンドした「すっぱ辛い」広島のご当地調味料です。料理に2、3滴かけるだけでおいしさを引き立てます。

 

へぇ~、こんな調味料があるんですね。知りませんでした。泡盛に唐辛子を漬けた沖縄の島とうがらし(コーレーグース)というのもありますが、レモンというのは斬新です。

 

 

ただ、よくわからないうんちくもあります。

 

カレー × レモスコ × 広島産牡蠣 = 瀬戸内カレー

 

計算式がよくわかりません。どうして広島カレーじゃなく瀬戸内カレーなのでしょうね。

 

それにこのカレー、製造が山口県なのです。広島の食材を使っているのに、なぜか山口県の製造になってます。周防大島の西隣りなので、広島から少し距離があります。

 

販売者が広島市なので、とりあえず広島の地カレーとして分類しましたけどね。

 

それから、パッケージ裏の左下に、小さくこう書いてありました。

 

かきには、かにが共生しています。

 

なぞだー?いったいどういう意味? 牡蠣にカニが共生って?

 

アレルギー対策としてなのでしょうか?

 

調べてみるとカクレガニというカニが共生するのだそうです。無害ですが、入っている可能性があるとのことで、注意書きをしているみたいですね。

 

びっくりしました。

今日が土用の丑の日(今年2回目)だということで、またうなぎカレーを食べてみることにしました。

 

正確には「うなぎの肝のカレー」とあるように、うなぎカレーではありません。まあでも、「う」が付くものだからいいでしょう。

 

 

でも、どうして「真夜中のカレー」なのでしょうね? 浜松の有名なお土産に「夜のお菓子「うなぎパイ」」というのがあります。私は大好きなので、よく買ってきてもらいました。

 

なぜ「夜のお菓子」かと言うと、「夜の調味料=ガーリック」を使っているからだとか。本当は、出張の帰りに買って、帰宅した夜に家族団らんの中で楽しんでもらうという趣旨だったそうです。

 

なお姉妹品で、「真夜中のお菓子「うなぎパイ「VSOP」」というブランデー入りのものもあるとか。

 

 

そんなことはさておき、さっそく食べてみました。

 

写真のように、かなり粘性のあるカレーです。食パンに塗っても食べられそうなくらい。一晩寝かせたカレーという感じです。

 

少し黒っぽい具がいくつか見えますが、これがうなぎの肝のようです。食べてみると、たしかにうなぎの肝の風味が感じられます。

 

カレーの味は、見た目と同様に濃厚でコクがあります。辛さはほどほどで、特に辛いという感じはしません。パッケージには中辛とありますが、普通と中辛の間くらいに感じました。

 

 

さて、問題はうんちくです。しかし、パッケージの裏には注意事項や原材料くらいしか書かれていません。表に書かれていたのは、次の一文です。

 

うなぎの肝を使用し、じっくり煮込んだカレーにしました。今夜のお食事に、夜食にいかがですか?ついでに・・・

 

うーん、意味深ですねぇ。でも、どうして真夜中のカレーなのか、なぜ北海道の会社が作っているのか、何もわかりません。

 

ただ、「夜のお菓子「うなぎパイ」」のイメージがあまりに強烈に浸透しているため、「真夜中のカレー」と聞けば、うなぎカレーかなと思ってしまうのも事実。

 

既存のイメージを上手く利用したネーミングと言えるでしょうね。願わくば北海道ではなく、静岡県とか福井県から出してほしかった気はします。