今日は2つの記事です。
1つ目は≪クイズ 五木さんと太郎君♪(^_-)≫

8月末、封切すぐに見に行った映画
【後妻業の女】
面白かった。
そして、考えさせられた。
映画館(天神東宝)は、
中高年の男女で一杯でした。
ほんの数年前、この映画同様、
後妻に入った女の夫が次々と死んでいった
京都の カケイ ナントカという女の事件が、
世間を騒がせました。
直木賞作家・黒川博行の作品の方が先だった、と言う事で、尚話題になりました。
大竹しのぶの演技を見たいと思って行ったのですが、
女優 大竹しのぶ 圧巻でした。
豊川悦司演じる、結婚相談所所長の、胡散臭さとアクの強さが、
後妻業で荒稼ぎする、大竹しのぶ演じる 小夜子と 見事に呼応。
こんなシーン要らないのに!と思う事もありましたが、
大竹しのぶと、豊川悦司のコンビが、
最高に悪く、可笑しく、気分悪く、目をパチクリ!
笑っちゃったのは、笑福亭鶴瓶 扮する不動産屋に狙いをつけて、
たぶらかしていたら、何と、逆に手玉に取られていたのだった。
最後の方など、会場皆、笑い声。
最後に、小夜子に全財産を乗っ取られた
津川雅彦演じる、元短大教授の娘二人が、
「考えてみたら、自分達は、お父さんの寂しさに知らん顔していたのよね」
と気付くシーンがあったが、まさしく言えていると思った。
高齢化社会となり、しかも核家族で、いつか一人になる者も多い。
そうなった時、女性の方が、一人でも、まだ、生きて行き易いように思う。
炊事洗濯など、身の回りの事は自分でできるし、
お喋りする友人も、それなりに居る人が多いと思う。
泣くだけ泣いて、泣いて、それでも経済的に、どうにか一人生きて行ける
裏打ちがあれば、女性は、もう一度 「結婚」する人は、少ないように思う。
「寂しさ」に、「期待」が付加されて、「結婚相談所」に向かうのではないかしらん?
誰でも、一人では生きて行けない。
寂しさの隙間を狙って、悪と欲が絡んだ事件が起きる。
京都のあの事件も、信じられないけれど、実際に起きている事件なのだ。
映画の中の 小夜子のセリフにもあるけれど、
「最後にイイ思いさせてあげたのに、何が悪いの?」
実際に、京都の事件でも、残った男は、カケイナントカ子を恨むと言うより
「あの頃が一番楽しかった」と言っているとか・・・!
それほどに、寂しさが溢れていたのだと思う。
大竹しのぶ・・・以前 「題名のない音楽会」で
エディット・ピアフを演じ歌った時、感動して、私はブログに書いたけれど、
あの30分間は、まさしく 芸術だった。
(あの時、指揮者 佐渡裕氏の目に涙が滲んだ。
それ位 大竹しのぶ さん 素晴らしかった)
2015/5/31 ブログ http://blogs.yahoo.co.jp/purplekiyoaki/39374494.html
あれ以来、大竹しのぶ さん に目が行くようになった。
ONの時の役になり切った集中力と、OFFの時の、かわいい脱力感。
凄いな~!!と思う。
この映画でも、可愛さと、したたかさ、ウブの様に見えて、
平然と恐ろしい事を実行する女の怖さを、余すところなく演じていて、
大竹しのぶさん、まさに「大女優」でした。
【後妻業の女 予告編】