小倉大賞典の新聞に載らない話 | うまコネクション〜馬体・調教・一口馬主

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小倉大賞典の新聞に載らない話を!

前走のニューイヤーSでは、外枠から速い流れを中段で折り合って構え、4角では前を捕まえに行って捩じ伏せるような勝ち方をしたコスモソーンパーク。
コスモソーンパークは、強風で、なかなか前へ進み辛いレースの中、1000m通過57秒7というペイシャフェリスのつくる速い流れの中からレースの上がり3ハロン36秒2を自身上がり3ハロン35秒1で差しきった。
レースを見た限り、年末の阪神と前回の走りから、ここ2走で力をつけており、重賞を経験した後くらいから充実ぶりを感じさせる!

それまでは、どこでも載っているような話し。本題は、ココから!
レースが行われたのは、1月17日になるけど、あれだけのレースを走れば、普通立ち上げの時計出しが遅れたり、緩めだったりするのは当然と言ってよいかも。
しかし、コスモソーンパークは、1月28日の約10日後に美浦南Wで重馬場ながら馬場の大外である9分ところを5ハロン67.7~4ハロン52.9~3ハロン38.7~1ハロン12.6を馬なりで走っている!!ケロッとしているとしか思えない。
前回のニューイヤーS時は、南Wを4ハロン主体の時計出しで、緩めの時計を本数重ねて落ち着きを持たせる調整だった。合間に5ハロンの時計出しを入れても70秒台。
落ち着きを持たせる調整で結果を出せたのは、収穫だったと思えるけど、更に、この中間の攻めの充実は上昇カーブを描く。
その10日後、同じく南Wで5ハロンから寮馬タケルラグーンが馬なりで先行するところを2秒1追走して馬場の半ばを1ハロンで併せて強目に追って先着するという負荷をかけている!その時のコスモソーンパークの時計は、5ハロン68.5~4ハロン53.5~3ハロン39.1~1ハロン12.5。
そして、3日後の2月11日一週前追いきりでは、オーバーワークと輸送を考慮しての時計出しながら、単走で馬場の8分を馬なりで、5ハロン68.9~4ハロン54.1~3ハロン40.2~1ハロン12.9という標準時計。

馬の状態も良く、更に負荷をかけているので、デキは上昇一途!!

コスモソーンパークの走りに注目!!