フェブラリーS馬体診断③ | うまコネクション〜馬体・調教・一口馬主

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フェブラリーSの馬体診断ラストを。

ワイドバッハ
前回より稍頭が高くなって、後肢が後ろになり上半身で立ち姿を保っている感じ。
しかし、腰の位置は崩れてなく、背中のライン、肩の角度も維持出来ている。
馬体は、少しモッサリしているけど、普段からこんな感じなので問題ない。
硬さを感じさせる立ち姿なので、如何に前回の状態を維持させるかに尽きる。
強い攻めを課すと更に硬くなる可能性も。

サンビスタ
頭の高さが目立つ感じだけど、引き手の緩みを見て分かるようにテンションは全く高くない。肩の角度も寝ていて、リラックスして立っている。トモの雰囲気は、エアハリファと同じ状態で、走る馬が持つトモの状態!!
背中のラインも緩やかで柔らかみを感じさせる。もう少し腰の筋肉がついてくると完璧だと思うけど、全体的な馬体の張り艶や筋肉の付き方は良い。

ベストウォーリア
はっきり言うとチャンピオンズの時とは、別馬。間違いなく今回のほうが良い。
頭の位置や肩の角度、背中のラインも含めリラックスした立ち姿は好感を持てる。
もう少し胸前とトモの筋肉が引き締まってくれば、更に良くなりそう。全体的な馬体の張り艶は、良い。
去年のプロキオン時と近い馬体にある!

カゼノコ
立ち姿は、ワイドバッハをリラックスさせた感じ。頭の位置、肩の角度、背中のラインも問題ない。若干後肢が下がっているけど、これも腰の位置が維持出来ているので大丈夫。全体的な馬体の張り、トモの張りも良いが、稍上半身の筋肉の付き方が甘い。背中が長いので、やはりマイルがポイントになりそう!

キョウワダッフィー
前回と同じ頭の位置で、肩も立って背中が窮屈になってきた。引き手を両手で持つあたり、テンションの上がりを感じる。後肢は下がっているけど、腰の位置を維持出来ているので問題ない。銭型がハッキリと出て、馬体の張り艶や筋肉の付き方は更に良くなったけど、馬体のバランスはリラックスした立ち姿だった前回のほうが良い。
距離延長も背中が窮屈になった感じからすると、マイナスになりそう。