お狩場焼き | 狩猟を一人で始めてみた(ブログ)

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ネット情報を頼りに、狩猟に挑戦してみます。

先日、2羽目のマガモをGETした。

1羽目は知人にあげてしまったので、今回は自分で食べてみる。

 

前回、コガモとヒドリガモを炭火で焼くだけで食べてみたが、癖が凄すぎて食べることができなかった。

 

私はもともとホルモン系は苦手で、レバーとかは食べたくないタイプなのでなおさらだったようだ。

 

しかし、今後もカモ猟に出るつもりだし、獲ったからには美味しくいただきたい。

 

私にも簡単に出来て、美味しそうな料理方法をネットで検索してみた。

すると、「お狩場焼き」なる料理方法が検索上位に出てきた。簡単に出来て、評判もいいようだ。

 

しかし、作り方を見てみると、基本はフライパンの上で焼くだけ、なので、炭火焼きと変わらないのではないか・・

前のように、癖が強かったり、臭いがあったりすれば私には厳しい。

犬の餌になってしまうかも・・・

かなり不安だが、せっかく獲ったマガモなので、頑張って調理してみよう。

 

用意したもの

・鴨むね肉(マガモ1羽分)

・もも肉(油を出すため)

・ネギ1本

・大根おろし(適量)

・醤油(少々)

・わさび(少々)

・日本酒(20ccくらい)

手羽、砂肝は普通に焼いて食べることにした。

 

むね肉は5mmくらいの厚さに切って日本酒をかけ、3時間ほどなじませるらしい。

そうすることで、臭いが抑えられ、焼いても固くならないそうだ。

私はできるだけ臭いを消したかったので、むね肉だけでなく、手羽、もも肉、砂肝にも日本酒をかけてラップをし、3時間ほど冷蔵庫でなじませておいた。

 

フライパンには油はひかず、小さく切ったもも肉を焼き、油を出す。

こんな少量のもも肉で、十分な油が出るのか心配だったが、十分だった。結構油は出てくるものだ。

次に、2~3cmに切ったネギを追加し炒める。

ネギに焼色が付いてくれば、むね肉を投入し炒めて完了だ。

塩コショウなどの味付けは一切なし。

 

単に肉をネギと一緒に焼くだけなので、料理とは言えないくらいだ。

 

むね肉は表面の色が変わるくらいで十分らしいが、私は不安なので十分に熱を通した。

焼けた肉にネギをのせワサビを少々付ける。

大根おろしに醤油をたらしたものとからめる。

見た目は大変美味しそうだ。

 

しかし、前回の癖が強すぎる鴨肉がトラウマになっているので、恐る恐る一口食べてみた。

 

おー、いけるじゃないか。

前回とは全然違う。

 

臭いは全く感じない。

癖はどうだ・・・・

焼き過ぎた為か、少し固めになってしまったが、ほとんど癖が無い。むしろ淡泊な感じさえする。

前回とは鴨の種類が違うとはいえ、ここまで変わるものなのか。

日本酒に浸したのが良かったのか、ネギと一緒に炒めたのが良かったのか分からないが、この焼き方は正解だったようだ。

すごいぞ「お狩場焼き」

 

でも、めちゃくちゃ旨い?って聞かれたら?

 

私の個人的な感想だけど

スーパーで売ってる安い牛肉でBBQした方が間違いなく旨い。

と答えてしまうだろう。

 

マガモちゃんごめん。

 

 

砂肝と手羽は焼いて食べたけど、ちょっと硬かった以外は、旨かった。

普通の鳥と同じような味だった。

前回はこれも無理だったのだが、やはり日本酒に浸したのが良かったのかな?