らんのいない人生なんて、考えられない。
私の人生の半分、一緒に生きてきたんだもん。
楽しいことがあった日も、辛いことがあった日も、いつも一緒だった。
朝起きてもそばにいないし、しっぽ降って玄関でお出迎えしてくれることもない。
今から来るお迎えの車にも、らんはもういない。
昨日よりも今日の方がずっと辛い。
現実がのしかかってくる。
受け入れたくない。
嘘だ嘘だと思っても、らんはもういない。
この両腕でらんをぎゅっと抱きしめてあげることはもうできない。
お別れは、いつも突然だ。
らんのいろんな表情、仕草が、次から次へあふれてくる。
どれひとつ忘れたくない。

昨日、さいごの散歩のときに一緒に見た眩しい朝日も、一生忘れない。
あの瞬間、らんは天使になったんだと思う。
そしてお風呂に入れてきれいにしてあげたことも、忘れない。
バイトへの道を、泣きながら歩いたことも、らんがいた証拠。
それも含めて、生き物を飼う責任。
わかってる、らんちゃんより私の方が長生きだって。
おとなになるのって、大変だ。

らんちゃんありがとう。
今はただそれだけ。
大好きよ。