青いお空のそこふかく、
 海の小石のそのように
 夜がくるまでしずんでる、
 昼のお星はめにみえぬ。
    見えぬけれどもあるんだよ、
    見えぬものでもあるんだよ。

 ちってすがれたたんぽぽの、
 かわらのすきに、だァまって、
 春のくるまでかくれてる、
 つよいその根はめにみえぬ。
    見えぬけれどもあるんだよ、
    見えぬものでもあるんだよ。 

                金子みすず


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昔、教科書で読んだなぁ、なんて、

遠い記憶をたぐりよせ、いろいろ考え込んでしまった。

当時この詩をよんで、どう感じたかは忘れてしまったけど、

今みたいな感動はなかったと思う。

こんなsimpleにpureにsoftに自然を見つめられるなんて、

どんな目を持っていたんだろう。


小学生の時、お母さんに、

「どうしてこの人は自殺しちゃったの?」

って聞いたら

「ものごとを深く考える人だから、きっと、心の中がものすごく繊細だったんじゃないかな」

って言ってたことを思い出した。


見えないものでも確かにある。感じる。

彼女のメッセージが100年以上のときを超えて、私のもとへ届く。

ノスタルジックな気分に浸りつつ、今日も夢の世界へ。