遊漁船の多くが自粛で休業
今回のコロナで職場は、土日休みが保証されない程忙しくなり
釣りには行けないので、釣りに使っていた時間で、自分にとってのタイラバの全てを語ってみます!

本当に真面目に釣りについて考えていて、本当に釣りが好きなので
思っていることを綴ったら、物凄く長いブログ
です
なので、タイラバへの興味がない人は読み飛ばして下さい!!






真面目にタイラバを始めて2年半程が経ち
最近は安定して結果は出せているので、上級者ぶって、語らせていただきます。(直近6回連続 単独竿頭の単純な確率は1/54,880  運も有りますが、まぐれとは言わせません!)


鯛を釣るうえで重要なことは
素早いタッチ&ゴー と 正しいドラグ設定  この2つに尽きると思います

①素早いタッチ&ゴー
落として巻くだけの簡単なタイラバですが、初心者に出来なくて、上級者に出来る、差が開くのはここ!
特にディープエリアでのドテラが多く、かつ、深い外洋に面し波が高い静岡エリアは
今の自分でも全神経を注がないと着底がわからない状況もあり、これが出来るかどうかが釣果を左右する日も多々有ります。

ただ、某船長曰く、素早いタッチ&ゴーが出来ない人だけが釣れる状況も存在するようで、テクニックの一つとして、鈍いタッチ&ゴーも研究してみます。
でも、この船長の船でカサゴを釣ると怒られます(笑)
この船長が言っている事をなんとなく理解でき、上で自分が言っている素早いタッチ&ゴーは、カサゴが釣れないタッチ&ゴー と重なる部分は多いように思えます。


着底の取り方についてもう少し語ると
竿先で取る方法、スプールの回転で取る方法、ラインで取る方法等色々有ります

結論として、どの方法が一番とかは無くて
好みと、水深・潮・風・うねり等の状況に応じて、メカニカルブレーキを調整しながら色々使い分けています

個人的に一番多用するのは、スプールの回転
理由としては、昔からやっていたから
でも、厳しい状況では、偏光グラスをかけてラインで取る方法がやりやすかったりします。



②正しいドラグ設定
タイラバという釣りはドラグの釣りだと思っていて、アタリを掛けるのもドラグ設定!ばらさず取り込むのもドラグ設定!だと思っています。

掛けやファイトには様々スタイルがあると思いますが、適切なドラグ設定で有れば、初心者でも、ずっとリールを巻き続ければ、ドテラが滑って掛けから取り込みまで、全て出来てしまうものだと思っています。

こんな感じでワンクリック毎のドラグ力を測ることもオススメです
3クリックで450g締まるのか、100g締まるのかは、大きすぎる差で、ドラグの効き具合を把握しておくと安心です


引っ張った感覚で、ドラグ調整しては、測ってを、数日繰り返しているうちに
感覚でも、なんgくらいなのかわかるようになりました。


上の2つさえ出来たら、他の人に釣り負けるという事は無くなると思います。



あとは色々思ってることを語ってみます。


巻きスピード・どこまで巻くか
これに関しては状況によるとしか言えません

意識として大切な事は
・色々試してみること!
・これ!と決めたことをやり通すこと!
相反する2つですが、どっちも大切です
どういう時に、どちらを重視するかは言語化できない直感です!

それと、上まで巻くことの重要性は主張したい!
上まで巻く事は、浮いた鯛を狙うだけではなく
新しい場所にタイラバを落とす・魚の目線から完全に外すという意味を込めています
ベタ底でしかアタリが無いような日でも、ベタ底をネチネチやってれば良いわけでは有りません

あと、船長のアナウンスから、駆け上がりを流しているのか、掛け下がりを流しているのかは、最低限把握して
ラインの角度と底からの距離を意識する事で、巻きスピードやどこまで巻くか考えるヒントが得られると思います


掛けについて
歴史の浅いタイラバという釣りは、なんとなくトレンドもコロコロ移り変わっているように思います。
アタリが有っても巻き続ける!がよく言われていた時代もあり
掛け・攻めのスタイルを釣具メーカーが売り出したり
アタリが有ったらリーリングを止めることも多くなったり
タイラバシーンのパイオニア(笑)(尊敬)は「反転」という言葉を多用するようになったり

結局は好みだと思います。
スタイルに合わない、針の大きさやドラグ設定さえしなければ、全て正解なんだと思います。

自分は、アタリ方 によって、そのまま巻き続けたり、遅くしたり、リーリングを止めたりして
針掛りさせ
そして、(サイズが大きければ)リーリングを止め、ドラグを出して、反転と首降りを待ち、2つ目・3つ目の針を掛かける
この中で、強い合わせは入れず、ゆっくりロッドを起こす程度の力をかける(ロッドの角度で100g以上はドテラ力は上がります)


ファイトについて
ポンピングはダメ!みたいなトレンドがあったり
DAIWAのスリルゲームみたいな柔ロッドをぶち曲げポンピングしたり

これも結局は好みだと思います。
自分は基本的にただ巻きファイトで、鯛が針掛りに気付いた時や途中の暴れ、中盤のヘタレ具合、後半の浮き、船の揺れに合わせて
早く巻いたり、遅く巻いたり、ドラグが出るときはストップしたり
ただ、55㎝くらいからポンピングを使い
超大鯛や青物の時は、ドラグを2~3クリック締めるといった感じです。

その他に意識していることは
ファイト中のロッド角度は、ウネリや鯛の突っ込みに合わせ、上にも下にもいけるように、中位で
そして、長めの突っ込みで、ドラグを出したい時は、竿を立てないということ


ネクタイについて
DAIWAのユニットをメインで使用


こんな感じで50セットは持って行ってます
釣りビジョンでなおちんがやっていたのを参考にやってみました
使いやすいかどうかは別として、なんか楽しい!

カラー×グローの有無×ボリューム×形×スカートの有無など考え出したら、多すぎてきりがなく

定番カラーや形は決まっているし、その日のパターンを決めてしまえば、なんだかんだ1日で使うのは5種類くらいですが

しかし、どうしようもない日、他の人だけが釣れている状況に備え、色々持って行きたいんですよね
何より色んなセッティングを作ってる時が楽しい!


カラーについては、物を売りたい釣具メーカーなら、水色や、水深、その時期の食性にって使いわけ、こういう状況なら、こういう色とか、発信していった方が良いんでしょう

自分の中にも、こういう状況ならこの色!というのは何となく有ります。
確かに、釣れている人の真似はしますし、その日のアタリカラーというものは存在すると思います。

でも、少しひねくれた見方をすると
上手い人が、一匹目を獲り、長い時間使っているカラーが、その日のアタリカラー!
カラーチェンジは鯛の活性を上げるのと、人間の活性を維持するためにある意味がある!
なんて持論も有ります。


ヘッドについて

ボックスはこんな感じで、使うのはほとんどタングステン

シルエットが小さい方が良いのか、大きい方が良いのかは、その日の鯛に聞いてみないとわかりませんが
間違え無く言える事
それは、タングステンは、着底がとりやすく、巻き抵抗が少ないという事!

特にディープエリアのドテラをやる時はこのメリットは大きいので
最初から、鉛を3つ買うならタングステンを1つ買った方が良いと思います

ほとんど使わなくなってしまった鉛のヘッドたち…

ウェイトについては
釣り座や状況・ラインの角度調整のために、敢えて重いヘッドを使うことも有りますが
基本的にギリギリ底が取れる一番軽いヘッドを使うようにしています

カラーについては
ネクタイと違って高価なので 濃い色or明るい色orグロー の3つの分けくらいで考えています

個人的な意見で、深場でのグローの有無の重要性は主張したい!
ネクタイやスカートにも言えることだと思うのですが、赤かピンクの違いより、グロー有り無しのほうが、よっぽど重要だと思っています。


タックルについて
上でも述べたように、タイラバはドラグの釣りだと思っているので、リールのドラグ性能は重要!
そして、永遠に巻き続ける釣りなので、巻き上げ力の強いオシアコンクエスト等の丸型リールを激しくオススメしたい!

予算が5万円なら、たぶん4万円のリールと1万円のロッドで良いと思います

高級タイラバロッドを使ったことは無いので、偉そうには語れませんが
2万円や1万5,000円のベイトロッドに一切不満はありません!

でも、激務と船釣りに行けない日々で、貯まったお金とストレス発散するため
new 紅牙exスリルゲームを購入しようか迷っています…

間違え無く釣果を向上させる為に必要の無い買い物だと思っています
それでも欲しいのが釣り人ってものですよね


ダラダラと書き貯めていたら、長くなってしまいましたが
タイラバについて思っていることは大体語らせていただきました。