2025年2月1日 blog-NO.78
歴代ガラケー史 我が家の過去ガラケー・メモリアル!古き良き時代の想い出ガジェット
いつもご愛読頂きまして誠にありがとうございます。
さて、今回は最新のグッズ情報ではなく、今では過去の産物となる、ノスタルジックなガジェットの紹介です。
先日、我が家で溜まりに溜まったモノを断捨離しようと、重い腰を上げて部屋の整理をしたのですが、その際にこのようなケースが出て来ました。中に入っているものは・・・・
何と、ガラケーの大群!!
そう、これは筆者及びその嫁が過去に使って来たガラケーの遍歴でした。
画像では12種類ですが、実際はそれ以前からも使い続けていた機種もありましたが、当時は機体を変更する度に前モデルをキャリアに返却しなければならないと言う、今では考えられない運用だったので、手元には残っておりません。まあ、携帯電話の黎明期は、いろいろと試行錯誤されていたのでしょう。
筆者が初めて携帯電話を手に入れたのは、ドコモのムーバと言う、アナログ式の携帯でした。アンテナを伸ばして使うと言う、まさにアナログ的な代物でした。通信状態も決して褒められたものではありませんでしたが、それでも、当時は家電話以外の手段としては、ポケベルしかなかった時代。これはこれで画期的でした。
筆者が次に使ったのがこの機種です。ドコモSH601emと言う型番で、これ、ダイヤル部分が蓋になっていて、カパッと開いて中には今のスマホ風の使い方が出来ると言う、実に画期的なものでした。当時外回り営業をしていた筆者にとって、外で簡単に通話が出来ると言うのは魅力的でしたが、それに加えて、これは文字入力が出来て、メール送信が出来ると言うものでした。勿論、キャリアメールではありますが、当時まだauやワイモバイル等が台頭している事のない時期でしたので、大概はドコモの携帯を持った人が多かったため、特に困った事はありませんでした。
唯、この機種、筐体がやたら大きく、手に持って通話しているスタイルが逆に先進的過ぎて、傍に見られると恥ずかしさを覚えるものでした。新しい物を使う時には、それなりの勇気がいる時代でした。
携帯電話の進化はそこからさらに発展して行き、アナログからデジタル、そしてドコモはiモードと言う、独自のテキスト通信手段を開発しました。そこから一気に携帯電話業界は華やかになって行きます。
その後、iモード携帯は次々に新機種を発表し、筆者もそれに合わせて機種変を繰り返しました。
折りたたみ携帯は徐々に軽量化、小型化して行き、上記のN502iとP503iは筆者が持った折りたたみ携帯の中でも最も軽い部類のものでした。
そして筆者がその進化の過程を常に追い続け、遂にガジェットとしては究極のアイテムが出現しました。
それは、カシオが連携したGshock仕様の携帯電話と言うコンセプトのもので、画像のようによだれが出そうな位にそそられる筐体デザイン!手に取ると、結構ずっしりとした重量感、それは見た目だけではなかったのです。
そして革新的だったのが、折りたたみ携帯と言う事。それ以前から世に出てはいたのですが、このGshock仕様の携帯は、折りたたんだ天面にも丸い液晶画面を纏っていた事です。これは如何にも腕時計の様相です。
そして、パカッと開くとこのように、文字入力を含めたダイヤルボタン。文字盤が鮮やかな光を浮かべると言うのも魅力的でした。
ちなみに、この時点ではアンテナは存在しません。そして、とにかくその素材の質感が今のスマホでは決して味わう事の出来ない、趣味だねえ・・というものでした。
スマホ全盛の今、結構ガラケーノスタルジック派の方が多く見受けられます。
現在、通信回線で3G回線はほぼすべてのキャリアが通信基地の問題からサービスを停止していますので、筆者が所有するこれらのガジェットは通信機器としては利用不可となっています。ちなみに、4G回線でのガラケーは一部で今でも新機種が発売されていますので、ガラケーファンのよりどころとなっています。
と言う訳で、筆者の所有ガラケーについては、単なるオブジェと化してしまいましたが、各端末毎に、当時経験した時代が記憶として残っているため、これを簡単に処分してしまうと言う事が出来ません。断捨離は大事ではありますが、脈々と繋いで来たMONOと言うものは、個人の歴史でもありますから、これだけは奥さんに頭を下げて我が家の博物館に残しておこうと思います。
どうでしょうか?読者の皆さんにも、捨て去る事の出来ないガジェットが残っていませんか?
捨てるにしても、その前に一度、その当時の想い出を思い返してからでも良いのではないでしょうか。
今回は、今手に入れる事の出来ないMONOの紹介となってしまいましたが、筆者の思いが少しでも伝われば幸いと存じます。
今回も最後までお読み頂きましてありがとうございました。また次回の記事でお会いしましょう。
【今でも手に入るガラケー】