2024年3月11日 blog-NO.46
Standard Products 片手で撮影ができるスマートフォン用シャッター
いつもご愛読いただき、ありがとうございます。
今回は関西に進出している「Standard Products」の商品をご紹介します。
Standard Productsとは?
もう既にご存じの方も多いかと思いますが、言わずと知れた、あの百均の代名詞と言っても過言ではない「ダイソー」直系の新しいブランドを展開するお店です。我が大阪にも徐々に店舗数が増えてきています。ダイソーよりも少しお洒落なアイテムを扱うお店です。販売価格帯は大体、200円~1000円程度までがメイン。今回ご紹介する商品も税込み550円です。
最初に目にしたのは、八尾アリオにて関西発出店でした。筆者が住む地域からは少し距離があるので、なかなか行く事が出来なかったのですが、最近は梅田にも展開。そして何と!我が地域からは遠くはない、京阪古川橋にある「イオンスタイルそよら古川橋駅前」の中に出店しているのを発見しました!しかも、モール内には当該店舗以外にも、本舗の「ダイソー」それに関連店舗の「スリーピー」も入っている。これは見逃せない。
イオンスタイルそよら古川橋駅前は、以前はダイエーであり、イオンに吸収されてからリニューアルしました。建物自体は新しくも、大きくもないのですが、他のモールではあまり見かけない珍しい店舗やテナントが入っています。巨大ショッピングモールとはまた違った味わいの、地域密着型的な親近感のあるモールです。
片手で撮影ができるスマートフォン用シャッターとは?
表題の商品ですが、実は同じような物が先に「スリーコインズ」で販売されていました。
スマホで写真を撮る際、液晶画面の白マークを押して撮影するのですが、実はこれが結構面倒なもの。もう少しデジカメに近い感覚で撮影が出来ないものか?と言う事から生まれたのが、この商品。簡単に言うと、ホルダー状になっている本商品をお使いのスマホに装着して、まさにデジカメのシャッターのようなボタンが用意されているので、それを押す事によってスムーズに写真撮影が出来ると言うもの。慣れ親しんだカメラでの撮影ポジションで、「はい、チーズ」的な取り方が出来ます。
商品のJANコードです。箱を開けると、中には本体と簡単な説明書のみのシンプルな内容です。
まずはホルダー部分からシャッターのパーツをスライドさせて取り外します。本商品はコイン電池で作動しますので、電池を装着する必要があります。ちなみに、電池は別売りとなっておりますので、別途購入が必要です。
スリコの同等品は同梱でコイン電池が付いていて、お値段が1100円となっているので、こちらがお買い得と思いましたが、電池を別途購入となるとどうなるのか?と思いましたが、コイン電池はオーソドックスな「CR2016」で、大体360円位で買えました。
ちなみに、スリコの同梱電池はテスト用電池です。テスト用電池とは、メーカーが商品化する際に本体に装着して動作確認をした後、そのまま市場に流すため、店舗で売れるまでの間に自然放電されますので、実質電池寿命が短くなります。極端な場合は市販品の半分程度で電池切れと言う場合もあるようです。個体差はあると思いますので、一概には言えませんが、あえて言うなら、新品を最初から入れておく方が安心かも知れません。そう言った意味でも、こちらの方がコスパは良いと思われます。
シャッターは本体に取り付けて撮影するだけでなく、取り外してリモート撮影も可能です。
取り外したシャッターパーツの裏側に蓋があります。細かいネジで止められているので、精密ドライバーを用意しましょう。
コイン電池をプラスマイナス面に注意して入れ、もう一度蓋をしてドライバーでネジ締めします。
そしてシャッターボタンを長押しすると、ブルーのLEDランプが点滅しますので、スマホとBluetooth接続しましょう。
接続は簡単に出来ました。ちなみに、使わない時間が長いと、一旦接続が切れますので、撮影前に再度シャッターボタンを長押ししてください。そのまますぐに接続されます。
マイスマホに装着してみました。ホルダーのアタッチメントが伸縮するので、サイズに合わせて装着します。
筆者はスマホに結構頑丈なケースを付けているので、厚みがあり、装着出来るかと思われましたが、ギリギリ大丈夫でした。
装着位置はスマホによっては違いますが、液晶画面の反対側、カメラレンズや電源スイッチ、音量+-ボタンに被らない位置を選びましょう。
装着したらこんな感じになりました。おおっ!なんか、デジカメっぽい感じになりましたね。
筐体にはストラップホールもあるので、ストラップを摂り付けて首からぶら下げる事も出来ます。
撮影は液晶画面に指が触れないように持ち、カメラを構える格好で持ってシャッターボタンを押すだけ。
パシャっと言う音と共に、問題なく写真が撮れました。
余談ですが、本来の画面上の白いマークを押して撮影する際には、結構シャッターが切れるまでにタイムラグがあり、撮影チャンスを逃していたのですが、これを付けて撮ってみると、押してすぐにシャッターが切れました。ある意味、機能面でも向上しています。
調子に乗って、次々に意味も無く撮影してしまいました。
ガジェット好きには、このフォルムも堪らないのではないでしょうか。
装着した状態では、ある意味スマホスタンドにもなります。そのままポンと置いてみると、ちゃんと自立しました。
筐体下部には、三脚等を摂り付ける事の出来るネジ穴もあります。本格的な写真撮影やビデオ撮影の際には、自前の三脚や自撮り棒を摂り付けても良いかも知れません。
前述でスリコでも同じ商品が展開されていると紹介しましたが、現品を買って使ってはいないので、正確にその違いはお伝え出来ませんが、多少の違いはあります。ホルダー部分にスリコの場合は微妙にホールドしやすいように指を添えやすい彎曲した窪みがあったり、もう少しスマホとのフィット感が良いのかも知れません。しかし、機能面では特に本商品で問題を感じませんでしたので、別売りのコイン電池を含めても千円以内で購入が可能です。
まあ、ずっとこれを装着して持ち歩くには多少不便はあるかと思いますので、撮影時に特化して装着して使うようにしたいと思います。
本商品以外にも、興味深い商品が多数展開されていましたので、また続報として「Standard Products」の商品をご紹介して行きたいと思います。
◇スリーコインズ ワンハンドシャッター(比較参考)↓
◇意外と穴場、イオンスタイルそよらHP↓