私は、学生の時現役でプレーしていたのがバドミントンのシングルス。

1セット21点先取のスリーセットマッチ。

各セットどちらか先に11点先取でインターバルがある。

ラリーポイント制で、点数が早く動くかと思われるが、ここ最近ずっと激しいラリーが続くという、一点がとても遠い競技となった。

最高ラリー記録は100回を超え。

一点が遠く、見ている方も体力が消耗する。

オリンピック代表女子シングルスは再春館製薬所属の「山口茜」ちゃん。

彼女は、男子と練習しているので、パワー溢れるショットが持ち味。女子のスマッシュは、初速400キロを超える人もいて、普通は、見えません(笑)。

身長156センチの彼女は、選手全体から見ても小さい方なので、前後に動く形が得意。

私もそうだけど、小さいから、前に落とされるドロップショットは、わりと拾うのが得意であった。

しかし、背が小さいと、手が短いので、サイドが弱い、という特徴もある。

なんといっても1番疲れるのはスマッシュだけど、ここぞという時の決め球になりやすい。

体力温存しながら、体勢を崩す程度に使われるのだが、山口さんは、先に述べたように男子と練習するので、ジャンプスマッシュで決めてくる、数少ない女子である。

今回も見所の一つはそのあたり。

後は前後に素早く動くフットワークに、是非注目していただきたい。

そういう試合を見て、よく練習していたものだが、

ジャンプスマッシュのタイミングが全然あわず、床に向かって真下にスマッシュしたり、ネット前にダッシュしても、勢い止められず、ネットに顔を埋めたり。

五十肩で腕が上がらず、真上からの角度が付いたスマッシュは、今の私には不可能となった。

手首を鍛えるために、毎日100回以上腕立て伏せをしていた若い頃、やり過ぎて、手首にガングリオンが出来てしまうぐらい、私にはガッツがあるのであります(なんの話だ)。