2日前の夜の、ランニングは、思っていたより早かった。

今度はスマートウォッチをきちんと使いこなす。走った距離もピッタリで、8キロを58分。

いつもこの距離、1時間を切れないという壁にぶち当たっていたけれど、それがついに出来たのだ。

硬い雪道で、平らな所は何一つない。

でこぼこしていて、更に、ツルツルしている。

靴によっては歩くだけでも厳しい道だし、ましてや走るとあらば、慎重の上にも慎重を期する。

そんな不安定な道だったのに、思ってたより早く走れてびっくりした。

まだまだムラがある走りだから、浮かれてはいられないが、結果が出ると、やる気が違う。

ゲンキンなもんだ。

結果が出たと言っても、ほんのちょっとなのに。

考え方がネガティブ寄りではないから、すぐその気になる。

今日は会社の後輩達と焼肉の日。

忘年会が出来なくて、新年会も出来なくて、ようやく時間を合わせられた。


でーん。

焼肉の時は米が進む。

詰められるだけ食べる、と決めていたので、ご飯の量も大盛りである。

しかし、焼肉なのに、ビールは飲まなかった。

なぜならこの後、少し走ろうと思ったからである。

そして、走るには走ったが、お腹の未消化の肉が、

気持ち悪くさせ、橋の上で力尽きた。

おや、いつのまに…。



川面には雪が積もっていて、氷が張っていた。

これは去年も見た光景で、今年も寒い冬だという事をしっかり思い知らされた。

辛い冬は、辛抱がいる。

雪国が生んだ演歌は、堪えるシーンばかり。

ハテ?我々北国の人間は、辛抱強いのか?

本当はそんなものはないのに、と、部屋の温度を好きなだけ上げて、アイスを食べながら、思うのである。