ひー!

朝出勤してから、11時半まで雪かきしていた。

あの白い悪魔が天から降って来た。

真っ白い雪。

青空の下だと、キラキラしていて、とても綺麗。

アイドルの歌なら「白い妖精」とか「ふわふわの天使」なんて表現するのかもしれない。

雪への憧れを持っている人なら、「ロマンティック」だと想像するでしょう。

しかし、その実態は…。

多過ぎる!

そして重たいんぢゃー!!

腰に気をつけながら、除雪をしていたけど、今日の雪の下は、スケートリンク。

ツルッツルで、あっという間に足を持って行かれた。

欽ちゃんの、「なんでそーなるの」の体勢で、左側面を強打。

「ゔゔゔ」

しばし倒れていたら、次々配送のトラックが、やって来る。

しかしそれが目の前で埋まってしまった!

大きく道路を塞ぎ、応援のトラックを呼んで、牽引を試みるが、そのトラックもまた埋まる…。

ミイラ取りがミイラになった。

これがまさしく北国の実態。

ロマンティックさはどこにもない。

雪の思い出で良かったのは、子供の頃だけ。

親の目を盗んで、コッソリ、いちごシロップをかけて雪を食べた事があるのは、おそらく私だけではない。