おはようございます。
この頃、気温が安定しないので何を着て過ごせば良いのか判断に迷いますね😅
最近は肌寒い日が続いておりますがこれからまた25°を超えてくるそうなので気合いで過ごしていきたいですね！
さて、今回は階段の降段動作についてお伝えしていきたいと思います😃
昇段動作よりも膝にかかる筋力が6倍かかり昇段動作よりも圧倒的に膝に痛みを出しやすいと言われております。
日常の些細な行動のひとつですが、その裏には複雑な力学が隠れています。
特に、膝にとっては大きな負担がかかります。身体の一部でありながら、その機能の重要性を強く感じさせられる膝。しかし、その膝が痛みに悩まされている方も少なくありません。
そこで今回は、膝の痛みというハードルに立ち向かう皆さんに、膝痛研究家がお届けするアドバイスをご紹介します。あなたの膝の痛みとの戦いに新たな光が差し込むかもしれません。
身体の重心を支え、安定させる役割を果たす膝。降段時には、この膝にかなりの負担がかかります。膝の関節は、正確なアライメントや適切な動作が求められるため、その負荷は軽視できません。
降段時の膝の痛みの原因とは？
膝の痛みに悩む方々の多くが共有する原因には、いくつかの要因が考えられます。
まず最初に見るべきポイントとして足部と膝蓋骨の向きが重要です。また降段時には膝蓋骨の延長線上に第2,3趾が通る必要があります。もし膝蓋骨の延長線上に第2,3趾が通っていなければ膝の捻れ異常を示唆しております。膝の捻れ異常が生じ膝の内側に痛みが生じることがあります。
上記の画像は降段動作になりますが、右の膝蓋骨と第2,3趾間が大きくズレていることがお分かりでしょうか？
足部の外転も強く膝の捻れ異常も強く出現しておりますね😭
このような場合ではknee in toe outが見られるので膝の内側も伸張され痛みを生じやすくなってきてしまいます。
この他にも降段時の膝の痛みは複数考えられます。
膝蓋骨の位置がずれることも膝の痛みを引き起こす要因のひとつです。
正しく膝蓋骨の溝を通らない場合、軟骨や組織に負担がかかり、痛みが生じます。
大腿四頭筋の中の外側広筋と言われる筋肉が硬くなりやすく膝蓋骨が外側に牽引され膝に痛みを生じさせることも多々あります。
さらに、足首の硬さがあることで以前にもお伝えしたことがありますが、足関節の純粋な背屈が出来ず距骨の外旋が生じ足部の外転が生じます。すると相対的に膝が捻れてしまいます。
また膝蓋上嚢の硬さも、膝の痛みに影響を与える可能性があります。膝蓋上嚢が硬くなると大腿四頭筋が働きづらくなり大腿骨と大腿四頭筋間で癒着し、摩擦で炎症が生まれ痛みが現れます。
このようなことに悩むことがないように膝の痛みを緩和するための方法をご紹介します。
まずは、大腿四頭筋のストレッチが効果的です。
膝周囲の筋肉や組織の緊張が緩和され、痛みが和らぐことがあります。また、膝蓋上嚢のマッサージやストレッチも有効です。
これにより、大腿四頭筋の滑りが改善され、痛みが緩和されます。さらに、足関節の背屈制限の改善です。
距骨の外旋を抑制した状態での背屈を誘導することで足部の捻れ異常が改善され、膝の捻れ異常も改善できます。つまり足関節の柔軟性を高めることで、膝への負荷が減少し、痛みが軽減するわけですね。
膝の痛みは、日常生活に大きな影響を与えることがありますが、正しいアプローチで克服することができます。是非、今回のアドバイスを参考にして、降段時の膝の痛みを改善していきましょう🎵きっと、新たな光が差し込むはずです。
次回も皆様に有益な膝痛情報をお伝えしていきたいと思いますので楽しみにしていて下さい🤗
-安芸 雄二郎
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