パソコンの起動時間を劇的に早くする | 備忘録 (。・_・。)ノ

mixi newsより


ここで紹介する設定は、いずれも出費ゼロ円でできる。ぜひお試しいただきたい。


起動時間を遅くしているプログラムを排除


 前述のように、ウィンドウズ起動時に自動起動されるプログラムが増えると、パソコンの起動が遅くなる。問題は、どんなプログラムが起動されるのか、それらは本当に必要なのか、不要なものを停止(起動しないように設定)できるのか、この3点だ。


 本当に必要なプログラムを停止させると、最悪の場合、パソコンが起動しなくなる。だが、必要か不要かの判断は自分にはできないし、停止方法も難しそう……。そんな人にぴったりのフリーソフトがある。「ソルト」だ(図1)。


 ソルトは自動起動プログラムを監視して、不要と思ったものを停止できるソフト。最大の特徴は、世界中のユーザーの設定情報を基に、停止すべきプログラムを推奨してくれることだ。要するに多数派の設定を参考にする作戦。「プログラム みんなで止めれば 怖くない」である。


 ソフトをインストールして再起動すると、画面左下にユニークな情報領域が開く(図2~図5)。ここには実際に自動起動したプログラムとその所要時間が順に表示されていく。


 その後、タスクトレイのアイコンからメイン画面を開くと、ユーザーたちの設定を基にした、起動プログラムの分析結果が3色のバーで表示される(図6、図7)。


 緑色の部分が「停止させても問題ないプログラム」、オレンジが「上級者の判断が必要なプログラム」、グレーが「停止してはいけないプログラム」だ。名前の下には、そのプログラムが起動時に消費した時間が表示されている。


 緑色のバーだけ設定を変えよう。特に時間を要しているものを停止させるか、ウィンドウズ起動後に遅れて起動させる設定にする(図8、図9)。図8右図で親指を立てているアイコンがお勧め設定だ。


 編集部のXPパソコンで自動プログラムを15個止めたところ、起動時間が40秒も短縮できた(図10)。なお、プログラムを停止させた後で本当は必要だったとわかったら、元に戻せるので安心だ(図11)。


[注1] 社内LANなどに接続されているパソコンではインストールできない場合もある。なお、誤って必要な起動プログラムを停止させるとパソコンが起動しなくなることもある。あらかじめ大事なファイルはバックアップしておこう[注2]「Pause」と「Delay」の2カ所に親指マークが付くことがある。英文の設定にしたがって選ぶか、よくわからない場合は「Delay」を選べば無難だ


Soluto – Anti-Frustration Software