キリギリス
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学生時代のこと。


当時、ぼくは学祭の実行委員の一人で、


そのメンバーは20人以上いた。


で、その実行委員の飲み会があって、


飲み会のあとはお約束のようにカラオケへ。




当時はたしか、ラルクやGLYA全盛で、


aikoのカブトムシとかが流行ってたかな。




歌が上手い人は


好きな曲を入れて、


盛り上がって、


次の人もまた盛り上がって・・・




でも、当時のぼくは


歌えるほど覚えてる曲がなくて、


強制的に曲を入れさせられて


マイクを渡されてもひじょーに困る。


そもそもあんまり歌に興味なかったし・・・




仕方ないからなんとな~く知ってそうな、


たしか、


ドラマの主題歌だったミスチルの


「Everything(It's you)」を入れた。




自分の番になって・・・


前奏が鳴って・・・


どきどき・・・




(うわ、ぜんぜんわかんねー!!)




開口一番「助けてー!」




他の歌える人にマイクをパスして


部屋からとりあえず逃げ出した。




(今なら歌詞見なくても歌えるんだけど)










ぼくは小学生から高校生まで、


学校の授業で一番苦手なのは音楽でした。




特に歌うことが苦手で、


正しい音程で歌えているのかわからないから、


自分は音痴なんじゃないかって思って、


大きな声を出せなくて、


余計に正しい音程がとれないという


負のスパイラル。




中学の合唱コンクールなんてサイアク。




声の大きさ、音程、リズム、歌う表情、


どれもが評価のポイント。


クラスが一丸となって最優秀賞を目指して


課題曲の練習をするんだけど、


一人一人が自分のパートを歌わされたときは


拷問です。


クラスの輪を乱さないように


「がんばって声出してる風」を装っても限界あるし、


とにかく「歌=恥&苦痛」な記憶が強かったです。