「パフォーマンスを高めるためには練習が必要で、筋トレなどをしている暇があれば練習をした方が高みを目指せるのでは?」

 

ある学生さんにそのようなことを言われ、素直な言葉に改めてその意味をしばらく考えていました。

 

音楽の技術向上には練習をすることは当たり前のことなのですが、身体を整えることも同じくらいか、場合によってはそれ以上に必要になります。

 

ですが、それはプロで活躍している技術が成熟した大人のプレイヤーと、学生で楽器などを始めたばかりのプレイヤーでは、その意味は大きく異なるのでは?と思い、最近モヤモヤしていました。

 

しかし、ふと言語化すると、自分の中でスッと入ってきたので、ここに記載しておこうかと思います。

 

技術が成熟した音楽家にとって運動や食事でアプローチすべきは、

 

・身体の状態を「マイナス→ゼロにする」こと。 

 

慢性的な不調や疲労、加齢や長年の癖によって積み上がったマイナス要素(機能不全)を改善することで、本来の技術を十分に発揮することができるのではないでしょうか?

 

さらに、学生さんのようにまだ楽器を始めて間もない音楽家は

 

・「ゼロがマイナスにならないように」

 

することが大切で、姿勢や動作の悪い癖が定着する前に成長しながら変化していく身体を維持しながら、怪我を予防しつつ技術を高めることが大切になる。

 

そこから、パフォーマンスによっては、例えばマーチングなんかであれば本来の演奏方法ではない状態であってもパフォーマンスを発揮できる

 

「ゼロ→プラス」の身体づくり

 

が必要になってきます。 

 

それぞれの技術、年齢、身体の状態、目的によって、音楽家といえども身体へのアプローチは大きく異なります。

 

もちろん、上記の内容のように明確に分けることができないのが実際ですが、イメージとして捉えていただければ良いかなと思います。

 

人間である以上は、身体のメンテナンスをしながら健康的に生きていくことが、豊かな人生には必要になってきますが、「音楽家のために」と付け加えるだけで、なぜかその重要性は伝わりにくくなってしまいがち、、、

 

音楽というのは身体全身(骨格筋、肺、脳、心...)で行っているのだから、心身が不調ならばパフォーマンスを維持することができないのは当然なのですが、、、

 

音楽家がコンディショニングを行う意味を、今一度考えたいものですね。

 

 

 

西中あやか

 

 

 

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