皆さん、こんにちは。にゃはっ
(にゃは?)
にゃはっにゃははっにゃはーっ
(↑駿台の優勝以来機嫌がいい)
そうでもないですって。にゃはっ
これでもムカついてるんです。にゃははーっ
ああ、ムカつく。にゃはー
(ムカつきながら喜ぶとは...やはり頭が...)
頭が何~?誰の頭がどうしたの~?
(いえ...)
つまりムカつくものとほっこりするものをほぼ同時に見たのです、先日。にゃははっ
そうするとやはりほっこりする方に気が向きまして。
思い出すと頬が緩みます。にゃははーっ
先日、といってももう結構前なんだけど、春高の決勝を見直しましてね。
そうすると1回目に見た時には見落としてたこととか聞き逃してたこととかもあったのだなーと。
まずムカついたのが試合前。
1回目は序盤を見逃したので、試合前からフルで見たのは初めてだったわけですが。
あ、前回「Harukoでは海外の人にわからんだろうが」と書きましたが、最初にちゃんとHighschool Volleyball Championshipと言ってました。
でも1回だけだから、やっぱりある程度はHarukoが浸透してるのかもね。
その後は全部Harukoでしたから。
(それにムカついたと?)
そこまで変態ではない!
これ日本の映像をそのまま使用して実況だけ差し替えてるんだね。
日本での、人気を基準にした偏った映し方が如実に表れていたのが試合前だった。
場内ではまず駿台側のスタメンが1人1人アナウンスされてコートに出て来てて、英語実況もその1人1人を紹介してたのが、3人目が出てきたところでカメラが放送席に回ってしまいましてね。
うげー、ダブスタ2枚看板じゃん。見たくねーわ。
(...)
ていうか、何で駿台のスタメン紹介中にカメラ切り替えるの?失礼過ぎないか?
解説者なんぞ見たくねーわ。
見たいのは試合であり選手。
解説2人だけでもうるさくてしょうがないだろうに、会場にももう1人コメンテーターが配置されててね。
とにかく演出が好きなのねー。
バレーは試合そのものこそが面白いのに。
どうして邪魔するものを増やすんだ...
「...」(←解説陣)
その後はまだ鎮西のスタメン紹介でないうちから鎮西ベンチ側にカメラが回ってしまって、こちらはスタメン紹介も全員終わるまでずっと鎮西固定。
...
この扱いの差!ムカムカ
どうして高校生同士の対戦でここまで差別するのか?いやらしい!!いやらし過ぎる!!!ムカムカムカーッ
日本て本当にスポーツ中継に向いてない国民性というべきか。
いや純粋に試合だけを見たい人だって多い筈だが。
アイドルファンの声にかき消されてしまっているのかなぁ?
と、初っ端からムカムカ続きでしたが。
その後は放送席が映されることもなく、公平な英語実況で存分に楽しめました。
あと国際配信の方は、事前の情報を必ずしも日本のメディアから得ているわけではなく、独自に調査しているのではと思わされたことが一つ。
日本では大会中ずっと「鎮西鎮西」「舛本舛本」で、終わってからも「駿台優勝」より寧ろ「鎮西準優勝」や「怪我を押して頑張ったエース」の話ばかり目につくわけですが。
どうしてこう優勝校をないがしろにするんだ。
どうして高校生同士の対戦でここまで人気ばかりに着目するんだ。バカ!
いやそれ以前にどうして一定のチームや選手ばかり人気を煽り立てるんだ。バカ!
とムカムカすることが多いわけですが。
試合前佐藤が映った時、実況が「Haruto Sato。注目の選手です」と紹介してたのね。
日本だったら舛本だけ特別紹介しそうなところ、国際配信の方ではこうした紹介が成されたのは佐藤だけだった。
ということは、人気無関係に客観的に情報収集した結果じゃないかな?
将来性含め注目すべきは佐藤だと。
試合中もかなり注目しているようだった。
まぁ欧米で180㎝台前半のアタッカーというのは考え辛いから、舛本への同様の言及がなかったのはそのせいもあるのだろうとは思うけど。
あ、「鎮西の絶対的エースです」とはどこかで紹介してたよ。
あと「凄い威力!Soma~!」とか「膝を故障しているとは信じられないジャンプです」とかも。
まぁ個々のプレーに関しては、佐藤の方も「凄い高さですねー!」等々いっぱいあったけどね。
(秋本は?)
秋本の場合は中継中に注目していったという感じ。
無理もない。
あの子MBだけど、バックアタックは勿論のこと、フロントでもオープン攻撃にも参加したりして、物凄く引き出しが多い。
しかもそのどれもが凄い。
あの1人時間差も凄かった。
男子の場合代表レベルでは1人時間差は通用しないと言われるが、あれだけ完璧なのだったら通用しないかなー?と昨年の山田の変態ブロードと共に思ってしまう。
「...」(←今だ変態扱いの山田君)
というわけで、秋本はこの試合中、佐藤と並んでか佐藤に次いで注目された選手のようだった。
でも駿台の選手は全員注目に値すると思うけどな。
凄いのばっかり。
ちょっと異次元といってもいい。
(なるほど、異次元緩和と)
GDP算出法の変更と並んでアホノミクスの見せかけ景況感を支えたアホ政策と一緒にしないでくれる?
(...)
もう取り返しがつかないよ。
今になって金利上げようとしたところで、アホノミクスの為に国債引き受け過ぎてきた日銀は、金利が1%上がれば利払いによる負債が確か30兆円膨らむとか。
さ、さささ30兆円?!30円でなく?
(...30億でも日銀は大して困りません。30兆ともなると話は別ですが)
そうだろうとも!
かといって、異次元緩和による異常事態をいつまでも放っておくわけにもいかない。
えーと...
これでは「前門の狼、後門の虎」。二進も三進もいかない。
ということは...えーと...
いずれ日銀が破綻するという可能性もあるということ...なんだろうか...?
えーと...
中央銀行が破綻するなんてちょっと想像がつかないのだが、その想像を超える事態に日本は向かっているということ...?
想像を超える世界...おお、これぞファンタジー!
...なんて言ってる場合か?!
(おまえだ)
日本はどうなるんだ...?ぞぞぞーっ
こ、怖いよ...怖いよー!!!ぶるぶるぶる
(あのう、それで春高のお話は...)
あ、そうでした。
恐怖を封じ込めて元に戻します。
前回、鎮西の選手も1人1人考えて修正しながらプレーしてたと思うと書いたが。
それは打つコースや角度を変えるとかの、あくまで1人1人のプレーにおける修正ね。
駿台の修正はそれに止まらない。
チーム全体でどういう時にどういう位置取りにするか、他の選手がどう動いた時に自分がどう動くか、という、全員が連携しての修正を継続し、徐々に徐々に相手を追い詰めていく、という凄いレベル。
これを高校生がやっちゃうんだからもう異次元でしょう。
はっきり言ってあのチームをこのまま育ててそのままそっくり日本代表にしてもいいぐらいじゃないの?
しかもそれだけ組織として動きながら、1人1人の工夫があって生き生きとバレーを楽しんでるのが今年の駿台の特徴だった。
だから最後のシーンは何度見てもうるうるしてしまうなぁ。うるうる、じわーっ
第3セットだけ何度も見返したりしてるんだけど。
8番の川野君てまだ1年なんだってね。
1年であそこまでできるんかい。
来年が楽しみだなぁ。
この選手への言及が少なかったのがちょっと不思議だわ。
で、一番ほっこりしたのが13-12のタイムアウト時です。
13-9と4点差も付けて優勝に大手をかけた後、ミスや平田の凄いサービスエースなどもあって一気に1点差にまで詰め寄られたところで駿台がタイムを取りまして。
あ、あのサービスエースは凄かった!
今大会中私が見たサービスエースでは一番かな?
あの場面であれが打てるのも凄い。
本当に勿体ない選手だったなー。
もっともっと活躍の場があればもっともっと凄くなってたろうに。
まぁ体を壊さずに済んで良かったと思えばいいか。
まだ先は長いのだし。
駿台にしてみれば、一気に差を詰められただけでも心理的に追い込まれ易かっただろうに、その上あの目が覚めるようなサービスエースで1点差というのは1点以上の心理的ダメージをもたらしたのではと思うのだけど。
そこでタイムをとった監督、大きな声で一言「しんどいのぉ!」。
途端に選手たちから笑みがこぼれてリラックスした表情に戻っていったのが凄く印象的。
あそこであのたった一言を言える監督も、それで笑える選手たちも凄いなーと。ほっこり
カバさん一押しの場面です。
これに続いて秋本が「あとは頼んだぞ」みたいに佐藤をハグして送り出したのもまた印象的で。
MBの秋本はこの時バックローテでベンチだったから、もう自分のフロントローテまで回ってこないだろうと思ってのことか、自分がコートに戻る(=まだ接戦が続く)より前にエースが試合を決めろよ、という思いだったのか...
どちらにせよ感動的だった。うう...
秋本は2年、佐藤は3年。
でも本当に先輩後輩の序列なんて関係ないチームなのねー。
そして本当に、あと2点を決めきったのが託された佐藤だった。
うう...なんてドラマティックな...うるうるじわじわ
本当にいい試合だったなー。
実況もね、「私がここ10年ほど見てきた中で一番面白い試合です」とまで言ってたな。
うんうん、高校生とは思えない。
あれ絶対V2のどのチームより強いよ。
「...」(←V2の皆さん)
試合の仕方がまるで違う。
V1とだっていい試合できそうな気すらする。
実際、昨日またVリーグ見始めたけど。
勿論、レベルは高いのだけど、なんか締まりがなく見えてしまって。
おまけに健気に一生懸命頑張ってた高校生見た後だと全然かわいくないし。
「...」(←V1の皆さん)
トーナメントじゃないから熱さも今一感じられないし。
いや生活かかってんだからこっちこそ必死だろうとは思うけども。
かわいくないんだよ、君ら。
「ホットケ」(←V1の皆さん)
おまけに昨日は注文してた小さな棚が届いて組み立て始めてしまったものだから、途中から全然上の空になってしまった。
「...」(←V1の皆さん)
ちっちゃな棚だから自分で簡単に組み立てられるだろうと思ってたのに、途中で順番間違えてしまい、せっかく苦労して締めたネジ半分また外したり、どうしても背板が片側うまくはまらなくて「どうしたらはまるんだ。うーんうーん」と汗だくになってストーブもホットカーペットも止めるほど頑張りました。
苦労したわー。
「...」(←試合を無視されたV1の皆さん)
あ、今日はしっかり見る予定です。
ってもう始まっとるやんけ。
おまけ:
第5セットで確か吉田君がボールを追って運営事務局の机に衝突しそうになった個所で、実況が無事を見届けてから「スラムダンクの桜木花道みたいですね」とか言ってた。
やーね、楽しみながら素晴らしい試合をしたバレーの選手たちをあんなのと一緒にしないでよ。
しっかり訓練してあるから衝突回避もできてるし、全然違うわ。
とか思いつつも笑っちゃった。
でも...いまだにああいう漫画が流行るから、舛本みたいな無理なやり方することを称賛する風潮がいつまでも続いてしまうのだろうなぁ。
まぁ舛本の場合は本人より周りの大人の責任だと思うけど。
しかしスラムダンクなんてよく知ってたわねー。
古いし海外で人気があるのはアジアぐらいとか聞いてたけど。