皆様こんばんは。

勝利の女神、肥溜め太郎でございます。

(やめんかー!)

勝利の女神うる太郎をやめろといったのは誰だ。

(更に変な取り合わせにしてどうするー!)

人を散々肥溜め扱いしたのは誰だ?

(自分じゃないか)

肥えた目と言ったんだー!肥溜めなんぞと言っとらんー!

(数回見に行った程度で目が肥えたなどと威張るな)

でも最初の頃よりはちょっとは目が肥えてきたと思うもん。

まだまだだけど。

 

その肥えた目で見た対横浜戦2戦目のお話です。

(つまり2日続けて遠出したということです)

やかーしー。

電車なら札幌から1時間かからんわ。

(バスでしか行かんだろうが)

そりゃそうでしょう。

高速バスの4枚つづり回数券なら往復でもJRの片道分より安い。うわっはっは!

しかもバスで途中下車した方が白鳥王子アイスアリーナまでずっと近い。

白鳥...王子...

ぎゃーっはっはっはっ

(また出たネーミングへの条件反射)
 

それでは気を取り直していきましょう。

...うーん、昨日にも増してお客さん少ないような...?寂しいなぁ。

見ればおっもしろいのに。

そういえば横浜ユニを着てる人が若干減ったような...?

やっぱりわざわざ横浜から来てる人もいたのか。

試合終了が5時過ぎになるから翌日勤めがある人は土曜の1戦だけで帰ったんだろうね。

 

でもそれにしてはまだ結構横浜ユニがいるな。

と思ったらね、1人がイーグルスのユニでもう1人が横浜ユニという2人組の女の子を休憩中に見かけました。

わぁ...こういうのっていいなぁ。

サッカーだとアウェー席以外で地元チーム以外の応援はできないような雰囲気が窮屈なんだけども。

地域に関係なく好きなチームを見つけ、どこに座ろうとも気兼ねなくそれを応援できるこの自由さがまたいい!

それが当たり前の姿だとも思うんだけどなぁ。

 

苫小牧より札幌の方が実はムラ社会、ということなのかな...?

それとも競技の特質の違いでも関係してるのかな...?

「規模の違いだよ~?」(←サッカーファン)

う...うう...

 

さてと、試合の方。

何と言っても前日大差で負けたグリコちゃんがこのまま引き下がるとは思えない。

(グリコちゃん?)

横浜グリコちゃんです。

「...」(←横浜グリッツの皆さん)

 

今日はどんなプレーで来るのか...

...うぉぉぉぉ!!

は、速い!

(前日も速かったんでしょうが)

更に一段とスピードを増してきてたんです。

 

...あれ?違ったかな?

一段とスピード上げてたのって前日の第3ピリオドだったかな...?

(おい...)

いやいや既に消耗激しい第3ピリオドで、というのは考えにくい。

やっぱり翌日でしょう。

しかし速いなぁ。

 

じゃあイーグルスがそれに置いてけぼり食らわされてたかというと、実はしっかりついていける程度にこちらもスピードを上げていた。

うーん、この辺も大したものだ。

とはいえ、今回は何と開始数十秒で失点しました。

おお、さすがに今日のグリコちゃんは本気度が違う。

 

おまけに両者凄いスピードだから迫力もまた凄いことになる。

展開も速いし、激しい接触も増える。

うーん、楽しい。面白い!

迫力だわー♪きゃーきゃーきゃー♫

 

と見る方は嬉しいが、これ選手たちは最後までもつのだろうか?

もちろん交代はどんどんしていくわけだけど、それでもこれほどのスピードで続けるというのは...物凄い消耗だろうなぁ。

 

しかしやっぱりグリコちゃんの連係パスは独特というか、他では見られない高度な連携というか。

なのに、気が付けば今日もまたイーグルスが着々と加点。

横浜は最初の1点止まり。

イーグルスは開始早々1点を献上はしたが、その後はどんな攻撃が来てもまたもやキーパーが凄いセーブの連発。

うーん、凄いわねー。

 

これ試合後にわかったんだけど、この日のキーパーは控え(?)の方だった。

いや控えなのか2人とも正キーパーなのか知らないが、いつもとは違う人。

それでこれだけできるんかい!

こりゃどちらが出て来てもイーグルスは安心して背後を任せられるわなぁ。

 

でも横浜も相当強い筈なんだよなぁ。

イーグルスは強いし攻守のバランスが物凄く絶妙で穴がないのは確かだが、横浜のような高度な連係パスというのは持ち合わせていない。

 

まぁその連係パスもまだミスが結構頻発するから、横浜は取りこぼしが多いのは確かだが。

個人技はどうやらイーグルスの方が平均値が高いようだし。

でもそれだけだろうか?

それだけでここまで差がつくのだろうか...?

 

とちょっと不思議に思って見てたんですが。

ああ、そういうことか、と肥えた目でよくよく見て気が付きました。

(肥溜めが何に気が付いたって?)

...

そういう意地悪言うと教えてやんないよ?

「いいから続けろ、肥溜め」(←皆さん)

くくく...皆さんにまで臭い存在にされてしまって...

 

横浜はちょっとちょっとの細かいところでサボってしまうんです。

いや本人たちにはサボりという意識はないだろう。

ほんのちょっとの間、時間にすれば恐らくゼロコンマ何秒かの一瞬、ほんのちょっと集中力が切れる、ほんのちょっと気が緩んでしまう、ということなのだと思う。無意識に。

でもイーグルスはその隙を見逃さない。

 

前回イーグルスの選手たちは目がいいのではと書いたが、それだけではない。

それに即座に反応できる身体能力。

要するに反射神経もまた素晴らしいということだろう。

氷上で滑りながらの瞬時の判断と反応ということは、空中で思考・判断できるバレー選手に匹敵する反射神経と瞬発力ではなかろうか?

 

この点で頭悪いなーと時々思うことがあるのが一部のサッカーの選手。

「...」(←サッカー選手の皆さん)

一部のっつーとろーが。

パス受けてからボール保持したまま明らかに出しどころ探して時間を食ってる場面が時々あるんだよね。

やっぱり脳筋なのだなーと。

(マンツーマンディフェンスとかされてたらそういうこともあるでしょうが)

そんなちんたらやっててユベントスの怒涛のカウンターが成り立つか!

(日本にそのレベルを求めても...)

おや?鳥栖はそれを目指してると思うよ。

横浜グリッツも。

(だからどうしてサッカーとアイスホッケーが一緒くたに...)

競技の枠を超えて共通点があるということさ。

身体能力だって判断力だってそう。

 

更には鷲太郎たちにはグリコちゃんたちみたいなちょっとちょっとの隙がまるでない。

パックを取りに行くことにも、加点をすることにも物凄い貪欲。どこまでも!

ほんの一瞬も集中力を切らさない。

いや冒頭の失点はさすがにまだそこまでの集中力には達してなかったからだと思うが。

これって交代のタイミングとかが素晴らしいとかもあるのかもしれないけども。

 

しかしこれは強いよ。

攻守共に優れ、しかもパックや得点への執念が凄い!

何点差をつけていようと、柏やデンマーク代表のように引いて守りに徹するようなつまらないアイスホッケーはしない。

(柏はサッカーなんですが)

あの執念には惚れ直しましたわ!きゃーきゃーきゃー♪

「うう、気色悪い...」(←イーグルスの皆さん)

...応援してるのに失礼な奴らめ。

 

そういえば前回書き忘れたんだけど、1日目、イーグルスに関して「うわ、強いなー」となった象徴的な場面が相手のパワープレイ中の得点。

(なるほど、体格の良い外国人2人を擁する横浜のパワーに対してイーグルスは技術で対抗して得点したと)

...おまえはアホか。

(は?)

パワープレイはアイスホッケー用語じゃ。

 

相手チームが退場者を出して人数少ない時のプレーをパワープレイという。

これは数的優位に立っているパワープレイ側が圧倒的に有利。

少ない方は防戦一方になることが多く、この時間帯をどうしのぎ切るかが通常の問題。

 

なのに、その少ない人数で守り切るどころか得点までしちゃったのよ、イーグルスは。うわー

これも得点への執念のたまもの。

きゃー、ますます惚れ直してしまいますわー♪

「残り試合、全部負けそう...」(←イーグルスの皆さん)

...どこまでも失礼な奴らめ。

 

ところでこの激しい試合を見ていてつくづく思ったんですが。

氷かぶりシートって心臓の悪い人はやめておいた方がいいだろうなーと。

(ああ、冷たい氷が降ってきたら心臓に悪そうですもんね)

おまえはアホか。

(は?)

氷かぶりシートというのは、ゴール裏のフェンスとその上のアクリル板で隔てただけのリンク際の席をいう。

(↑と最近知った)

 

アイスホッケーはゴール裏も使える競技。

ゴールが近いだけに、選手同士の接触も激しいし、シャーっと滑ってきたパックが凄い勢いでフェンスにゴンゴンぶつかる。

ついでに選手たちも団子になってガシンガシンとフェンスに激突することが多い。

それをアクリル板1枚隔てた文字通り眼前で見ることになる。

激突の音も直接響くだろう。

心臓の弱い人の場合ショックが強過ぎるのではと思うのだ。

 

とはいえ...

直であの迫力が感じられるのだろうなぁ。

そこだけチケットが高いのも頷ける。

(いや試合後選手と一緒の記念撮影とかあるらしいからじゃないでしょうか?)

そんなもんはどうでもいい。

「...」(←選手の皆さん)

 

何はともあれ満喫しきった2日間でした!

グリコちゃん、また来てねー♪

あ、でも今度来る時までにもうちょっとパスミス減らしてちょっとした油断や隙もなくしてね♪

(...)

あの連携プレーの完成を祈る!