イモ太郎です。

(...)


まずは訂正から。

う...

(う?)

うわーははははは!

(いきなり笑うな)

あ、すみません、ちょっと悩んでいるもので。

(悩んでいるのに笑うのか?)

ええ、大変なんですよ、どうしようかと...う...

うわはうわは、うわーははははは!ああ、困った...

(どーゆー悩みだ...)

本当に困ってるんですが...うわーははははは!わーははは!

いやその...うわーははははは!

(...)


それで訂正なんですが。

(...)

昨日 到着がぎりっぎりのぎりっぎりでエレベータでは間に合わないから階段を上らされたと書いたでしょう?

あれよく考えたらこれの次のコンサートの時でした。

さすがに1ヵ月半以上が経過して、その間に4つのコンサートが溜まってますから記憶がごっちゃになってしまいまして。


よーく考えたらこの日はスタッフがエレベータを操作してくれている間にクロークに荷物とコートを預ける位の余裕がありました。

(つまりやっぱりぎりぎりだったのだな)

クロークに寄る程度の余裕はありました!

なのにプログラムをもらえなかったのです。

スタッフがアホだったんですな。

「...」(←キタラのスタッフ)

(他にお客さんは?)

見当たらなかったなー。

(それだけぎりぎりだったということだろうが!)

というよりも...


北海道の人は何にでも余裕のある暮らしぶりのような気がします。

時間の使い方もゆったりしていて、ぎりぎりに慌てふためくということはないみたいで。

コンサート会場にぎりぎりに駆け込む人というのは約1名除いてまずいません。

(↑約1名)

昨日ホール側の融通が利かないと書きましたが、寧ろぎりぎりに駆け込んでくるお客さん自体が想定外で、とりあえず1曲目は入口近くの空席にという、東京でなら慣習化している方策が、これまでは不要だったからなのだと思います。

(↑迷惑をかける東京からの転居者)

うーん、やっぱり東京って迷惑の排出地域なのだな。

「責任転嫁するな!」(←都民の皆さん)


じゃあ北海道のコンサートでは遅刻者がいないかと言われれば実は1曲目または第1楽章が終わってから入ってくる人というのは多少はいるわけで。

要するにぎりぎりに駆け込むよりは遅れてでも余裕を持って行きたいということでしょうか?

ゆったり大らかなればこそなんでしょうなぁ。

私も晴れて道民となった今、徐々に北海道型の余裕ある生活ができるようになればいいなとは思いますが。

貧乏暇なしと言いまして。くくく...


そういえば北海道の人は行列に並ぶのも嫌いだそうで。

と聞いて「え?じゃあ北欧のどっかの国みたいにズルする人が多いの?」と思ったらそうではなく、例えば評判のレストランやスイーツ屋に何10分も並ぶようなことはしないということでした。

うーん、これも共感。

「東京の人って我慢強く並びますよね」という言葉からは、称賛よりも皆が皆同じことをしたがる画一的な風土に対する揶揄と、そんなことで時間を無駄にしたくないという価値観の違いが含まれていたように思います。

うーん、これも共感。

「一々イヤミったらしいんだよ、おまえは」(←都民の皆さん)

東京一極集中に打撃を与えるべく頑張ってるんですが。

(...)

少しは人が減った方が元々の都民も住み易くなるんじゃないの?


ついでに言うと、これの次のコンサートでも3階までは行ってませんでした。

冬場に過剰暖房 の北海道で3階席を取る筈ないんですよ。

これは肝に銘じてますから。

2階でもステージ横とかP席なら3階正面席と同じ値段です。

正面の方が響きはいいので、できるだけそちらで聴きたいところですが。

背に腹は代えられない!

(↑過剰暖房が怖いカバ太郎)

あれはいけないよなー。

何でも贅沢。

時間の使い方もエネルギーの使用も。

まぁでも暖房は寒い地域ゆえ、暖かさに憧れてそうなってしまうのだろうなーとは思います。

でも寒い所に慣れている人達がどうしてあれで気分が悪くならないか不思議だ...


それではコンサートのお話。

休憩中にショックを受けました。

(余韻に浸ってたんじゃないのか?)

浸ってましたとも。

それでいい気分で1階まで下りてプログラム貰って見てみたら...

「...あり?」

調和の霊感の短調がないよ。長調だけ。

変だな...バッハの2つのヴァイオリンのための協奏曲と並んでそれが決め手になったのに。

と思ったら...


「プログラムの変更のお知らせ」とかいう看板が目についた。

外されたのが調和の霊感 ホ短調。

代わりにC.Ph.E.バッハ シンフォニア ト長調。

...がーん!

...もうちょっとましな曲に変えてくれるならまだしも...

(シンフォニアはお嫌いで?)

聴いたことなかったと思うから知らない。

(知らないのに決めつけるな!)

作曲家は知ってるから決めつけてるのだ!

クソ面白くもない曲しか聴いたことないんだよ、あの息子は!

何曲か持ってるけど。

オヤジとはえらい違いだ。


それじゃ後半開始。

1曲目、そのシンフォニア。

やっぱりこれがこの日最も今一でした。

がっかりした直後だしその恨みもあって余計にそうなったかな?

とはいえ曲はともかくやっぱり演奏がいいのでそれなりには聴けました。

でもこれが調和の霊感ホ短調だったら...と思うと...くくく...

この演奏でそれが聴けていたらと思うと...

C.Ph.E.バッハのばかやろー!と叫びたくもなり...

(この場合作曲家のせいにするのは変だと思う)

演奏がいいのに演奏家のせいにしろと?

(変更したのは演奏家だから)

でもあの演奏にケチつける気にはなれませんがな。

だから...C.Ph.E.バッハのばかやろー!

(...)


2曲目:ヴィヴァルディ VとOのための協奏曲 

ここで再度カモメさん登場。

フルオケの協奏曲の場合、ソロ楽器が複数というのはロクでもない曲ばかりですが、これは良かった。

(...)

演奏のおかげなのかなー?

カモメさんは勿論、ヴァイオリンの人も達者だし。

どちらも一歩も引かないと言った感じ。

それぞれの楽器の良さを堪能させてくれました。

私としては本来ならヴァイオリンの方が好きな楽器なんだけどね。

カモメさん頑張った!

そしてカモメさん再び退場。


3曲目:同「調和の霊感」より協奏曲 変ロ長調

これがホ短調の方だったらなー。

何も短調外して長調残すことないじゃない。

とは思ったものの、やっぱり演奏は良かった。

ソロもいいし、合奏団全体の力量もさすが。


そして...そして...締めはやはりバッハおやじでしょう。

最後:J.S.バッハ OとVのための協奏曲 ニ短調

カモメさん三度登場。


元々は前半の2つのVのための協奏曲の方が好きなのだけども...

このオーボエ入りのも良かった!

来ようと決めた時の目玉には入ってなかったのだけども。

やっぱりバッハっていいなぁ...

特に短調は物凄く哀愁がある曲を残してる。


そういえば、以前バッハはカチカチした印象 、と書いたが...

あれピアノで弾いた場合の印象で、ピアノで弾くならそういう弾き方が似合うと今でも思うけど、それは恐らくバッハの時代にない楽器で弾くからなんだなぁ。

他の楽器だってバッハの時代とは多少異なるのは確かだけども。

ピアノのように「なかった」楽器ではないし。

ピアノで弾く場合でも流れるような弾き方をした方がいい曲も少数ながらある。


こういう協奏曲は全然カチカチしてないね。

寧ろ流麗で哀愁が滲み出て...


2人のソリストが大変に釣り合っているのは普段同じオケで一緒にやってるからか、力量的にも釣り合っているからか...

はーっ、これも堪能いたしました。


ということで、どれも良かったけれど、やっぱり最も秀逸だったのはおやじバッハの2曲。

どちらもニ短調というのも、似たような印象になった所以かな?

あの2曲だけの為でも行って良かった。


終演後には、ロビーでサイン会がありまして。

何と!CD買ったらという条件なしで誰でも並べばメンバー全員がサインをくれるという気前の良さ。

(並んだので?)

並ぶわけないだろう?そんなもん貰ってどうすねん?

(...)

行列に並ぶのはめんどくさいと書いたろうが。

(北海道の人は並ばないでなかった?)

待ち時間が何十分もかかるような行列は作らないということさ。

あ、そうか。だからキタラで見るサイン会はいつもあっという間に終わるんだ。

東京だと迷惑考えずに握手したり一緒に写真撮影したりと時間かけてお構いなしだからなー。

(...)


で、並ぶ気はなかったカバさんですが...

イケカモメさんは本当にああいう涼やかで知的なイケメンなのか見てみたいと思いましてね。

何度か人垣塗って見てみたんですが...

どうもそれらしいのがいない。

よく見えなかったけども。

この合奏団のメンバーではないから出て来なかったのかな?

写真で見る限りは最高に好きな顔なので見てみたかったが...

まぁまた機会もあるでしょう。う...うわーははははは!

(だからどうしてそこでまた笑うんだ...)