しかしなんだな、昨日 あれだけ長時間の移動をした割には今日は元気な方。
まっすぐ立ってられるし。
(↑老化で腰が曲がっている)
老化ではなく、腰痛の為!
って別に曲がってるわけではないのだが、1回目の大移動 の後は異常な痛みでまっすぐ立つのも辛かった。
やっぱり根本的な疲れが多少は緩和されてきたということなのかなー?お蔭さまで。
それと、今回長時間の大移動で3回も乗り換えはしたが、重いスーツケース引っ張っての車両移動がなかったのが良かったのかもしれない。
狭い通路をぶつからないよう気を付けながらスーツケース転がして歩くのは非常に辛い。
人がスーツケース持って大変なのに、後から後から席立ってどこか行こうとする無神経野郎が多いし。
そういう人が邪魔でスーツケース通らないのに、なかなかどいてくれなかったり。ばか!
(...)
でもそれだけではなく、やっぱりこの涼しさが!大きい!!わははははは
(ウィーンがそんなに涼しいので?)
誰がウィーンにいると言った?
(行くとか言ってなかったか?)
プラハからウィーンまで...どうやったら11時間半もかかるんだね~?
(さぁ...)
確かに当初はプラハに行くならウィーンも、とセットで考えてはいたが...
何と言っても近いわけだし。
音楽の都だし。
王子様の故郷だしー♪
「キャー、来ないでー!」(←アルミンクさん)
だから行ってないだろが。
音楽の都といえど、やはりこの時期には何処もコンサートお休みだと思うんですよ。
ザルツブルクまで足を伸ばせば音楽祭やってるのだろうけど。
ウィーンまでも無理だからなぁ。
でも今回これで良かったのだろうと思うのだ。
何故といって、ウィーンはプラハより更に南にあるから。
(「更に」ってプラハだって別に南にあるわけではないのだが)
出発点のアムスや北上したハンバーグよりはずっと南だ!
実際南下したプラハであの酷暑 !
(...南下?)
あれ以上南下してたまるか!
(...)
なんちゃって日程的に無理になったんです。
でも気候から考えると結果的にそれで良かったんでないかと...
元から絶対行こうと思ってたわけではないし。
せっかくプラハまで行くんだから寄れたら寄ろうと思ったが、寄れない事情ができた。
その事情が発覚したのが...ハンバーグに着いた翌日 。
プラハ行列車の予約の為、予約したホテルの位置を知らねばと予約確認を開いたらばだ!
「...にゃにい?!」
キャンセルになっているのだ。
翌日から泊まる予定だったホテルが。
...変だな。
キャンセルした覚えはないけどな。
というか、するわけがない。
元々は中継地点としてしか考えていなかったハンバーグ。
1泊でまた長時間移動するのはきついので、2泊とっただけ。
つまりまた翌日にはそこを出発してプラハを目指す筈だった。
これは前回の移動にも増して長距離。
到着が夜になるのに、宿無しのままにしとくわけがない。
あ、もしかして...
スマホで見てた時うっかりキャンセルボタンを押してしまったとか?
「カバ太郎がスマホ?」(←カバ太郎の原始性を知る皆さん)
ほほほ、海外旅行に行くとなったら、何かと必要になるかと思いましてね。
その辺の備えはばっちりよ。
(↑旅行自体はこの通り行き当たりばったり)
だから考える暇がなかったんだってば!
なんちゃって、前々からスマホに変えようとは思ってたんです。
ガラケーだとキイ押すのが辛くてね。
あれは重かった...
(...)
しかし...うう...スマホは本体自体が重い。
操作は軽くなったが...
こんなに重いものだったとは...ううう...
(...)
おまけにあちこち指がぶつかって変な操作になるし。
だからこのキャンセルも、それでうっかり無意識にやってしまったのかなー?
でも確かキャンセルできない変更不可の方で予約をした筈だったけど。
その方が安いから。
まぁとにかく取り直そう。
凄く楽しみにしてたから。
周囲を木立に囲まれ、しかも目の前をトラムが走っているという、絶好のロケーション。
しかも部屋が言ってみればスイートタイプ。
(にゃにい?!貴様そんな贅沢を)
あ、スイートと言ってもいわゆる豪華ホテルのそれではなく、キチネット付でダイニングルームも別、あとソファルームもあったかな?
しかもジェットバス付。
(十分贅沢じゃないか)
それがメチャクチャ安かったんだよ。
それで絶対泊まろうと思ったんだけど。
えーと、プラハまでの移動距離を考えると、この時点でホテルが決まってないのは少々不安。
ホテルが決まらないと列車予約もできないし。
ハンバーグのホテルも気に入ったことだし、プラハのホテルほどではないがこちらも安いから、とりあえず1泊延長しよう。
大きなホテルだから空きはあるだろう。
とまずは翌日のお宿を確保。
それからプラハのホテルを元々の4泊から3泊に減らして取り直し。
さーてと、それじゃちょっと周辺の散策にでも...
(列車の手配はどうなったんだ、こら)
1日延びたからそんな慌てんでも。
腰痛くて立つのも辛い位だけど、サイズが合わない椅子にずっと座ってるのも良くないし。
(サイズが合う椅子に座れば?)
えーと...認めたくはないんですが...カバさん、やっぱり足は相当短いもので。
欧州の椅子はどれも高過ぎるんです...
なのでちょっと無理してでも少し動いてきます。
(おお、歩く気になったか)
その辺バスで回ってこようかと。
(...)
歩き回る元気はないってばー。
ホテルで英語のハンバーグガイドをもらったはいいが、地図はドイツ語。
しかもどう見てもこのホテルがある郊外までは載ってない。
別に中心街行って、あちこち見どころ回る気はないんだけどな。
それよりはこの辺を(乗物に乗って)見て回りたい。
つまりいわゆる観光スポットより街並みなんかを見たいんですな。
それも町なかより緑が多い郊外。
だから歩き回るより、遠距離移動できる乗り物を使いたいのです!
(↑というのは後付けで、何が何でも歩きたくない)
ホットケ。
この腰痛で歩き回れるか。
この辺トラムは走ってないようだが。
山手線のバス版みたいなのがあると嬉しいなー。
で、フロント行きまして。
「バスのルートマップか何かありませんか?」
「あいにくそういうものは...」
「じゃ、周辺を一周するようなバスってありますか?」
「それは沢山。ホテルの前のバス停から出てますよ」
「それって市内を回ってるんですか?」
「はい」
「じゃ、戻って来れますね?」
「勿論(笑)」
そんなら別に地図なくてもいいか。
で、バス停行きまして。
結構色々なバスが通るみたいだ。
と待ってたら、235というのが来たのでそれに乗りました。
(本当に適当だな)
だってどのバスが何処通ってるのかもわからないもんね。
来たバスに乗るしかないでしょうが。
何なら同じバスで往復してくれば帰ってこれるんだしー♪
(↑お気楽カバ太郎)
それでドライバーに「往復切符はいくらですか?」と聞いてみたのだけども。
おや、英語が通じない。
その恰幅のいいおばさんドライバー、客席を振り返って何か聞いている。
きっと「誰か英語わかる人いる?」と聞いたのだろう。
若い女性が手を挙げたので、「往復したいんですけどいくらか教えて頂けますか?」と聞いたら通訳してくれて、6ユーロ。
「どうもありがとう」とその女性の横を通る際、その女性が「ちょっと見せてください」と買ったばかりの切符を見て、「これ1日券ですから、今日1日乗り放題ですよ」と教えてくれまして。
それはいい!
一々買わずに済むから、乗り回そう。
ドイツに限らず観光客が多いヨーロッパは何処も1日券や3日券等々が発達している。
また元々定期券も他の乗車券もゾーン別になっている場合が多く、ゾーン内なら券持っていれば乗り放題。
区間別に一々買わないとならない日本のやり方は物凄く面倒くさいし、非効率的だとつくづく思う。
そして始まるペン子ちゃんのバス観光。
...おお、なんと美しい住宅街。
どの家も緑一杯の庭にレンガ造りの壁、鋭角な三角錐の屋根が特徴。
冬が相当厳しいらしい作りだ。
あの鋭角な三角屋根からすると、雪もかなり降るのだろうな。
日本の東北もああいう屋根にすればいいのに。
さすればいくら雪降っても滑り落ちて、雪おろししなくて済むだろうにな。
(その代り家が埋もれるわ)
それでは高床式と三角屋根の組み合わせはどうでしょう?
階段上って玄関に着く高床で三角屋根なら、と思うんですが。
玄関からの歩く道は雪かきブルドーザーに任せればいいのだし。
という風に行かないのかなー?
それにしても美しい所だなー。
自然に囲まれて、家々も風景に溶け込んで。
これこそが人間らしい暮らし。
東京の生活が如何に非人間的か、つくづく感じてしまう。
と思った以上のバス観光に感激しつつ、終点の隣駅に到着。
ほー、こちらの駅は結構大きい。
バスターミナルも大きいし、バスも十数種類は出ていそうだ。
それじゃ、せっかくだから違うバス乗って帰りましょか?
えーと、ホテルの前のバス停で見たのは235の他に122と234と...えーと...
あとはうろ覚え。
さすがによくわからないのには乗らない方がいい。
戻れなくなると困るから122か234にしよう。
バス停は何処かな?
一杯あるから回るの大変。
と思ったら、駅の出口にバスの番号とバス停の番号が表示されてまして。
ふむふむ、122が○番乗り場で234が×番乗り場か。
結局234の方が先に来るようだったのでそちらで待ちまして。
すぐに来たのでそれ乗って再びバス観光。
今度のドライバーはアフリカ系。
アムスのトラムでもそうだったけど、こちらでは女性やマイノリティーも活躍してますなー。
234は235とは全然違うルートをたどりましたが、こちらも日本でなら山の温泉にでも行く時のような緑多き、しかも素敵な街並みを走り...
あ、ホテルだ。
と思った時は遅かった。
(...)
の、乗り過ごしてしもうた。
(...)
しょうがない。
次で降りて戻ろう。
(乗ってれば?)
お腹空いた。
ホテルのレストランでご飯食べる。
(さよけ)
でも結局一つ乗り過ごしてよかったのだ。
次がホテルからの最寄駅だったけど、私が来る時出てきたのとは反対側。
そちらの方が多少開けていて、小さな八百屋さんとかスーパーとかもあったので、夕飯用に果物とサンドイッチを買ってホテルに戻りました。
それを部屋に置いてまずはレストランで遅めの昼食なぞ。こほ
(何故夕飯はそこにしないので?)
高そうだからに決まってるだろうが。
(...さよけ)
そして体験するハンブルク料理は勿論ハンバーグ!
(↑単なる偶然 )
それじゃまた。