今日のお題はカバ君の王子様、ケンさん です。
(...王子様はアルミンクさんじゃなかったか?)
はぁ?誰それ?
(...これだよ)
なんちゃって、勿論アルミンクさんが一等の王子様ですけどね。
ケンさんも王子様なんです。きゃっ
(一気にじじー趣味に走ったか)
失礼な!ケンさんに対してじじーとは何ですか!
それにケンさんてとっても若々しいイメージ。
いつまでもお若いと言いますか。
やっぱり日本人て老化が遅いのだろうな...
中でもケンさんのあの若々しさ、演奏に滲み出る優しさ...
はーっ、素敵...
とにかくさっさと書かないと。
今週またケンさんとの再会が待っているのです。うふっ
「何だかまた悪寒が...」(←ケンさん)
もう1人の王子様、西本さんのもまだ書いてないし。
(西本さんは女性ですが?)
ですからデメキンの恋なのです。
(真鯛の恋 じゃなかったか?)
直近のコンサートがちょっと残念な出来 だったので、デメキンまで格下げになりました。
(...よくわからない理屈...)
まぁできの問題というより好みや曲のイメージの問題かもしれないけどもね。
それでは今最もホットな王子様、ケンさんと日本フィルの特別演奏会、後半です!
「悪寒が...悪寒が-!」(←ケンさん)
さー、はりきって行きましょう!
まずは1曲目:ロッシーニ セビリアの理髪師
お馴染みのなかなか楽しい曲です。
(演奏は?)
忘れました。
(...それがはりきって書く態度か?)
忘れたんだからしょうがないでしょうが。
今回曲数が多すぎたよ。
(というより、日が経ち過ぎたんだろう)
うーむ...すぐに書けないのがいつも悩みの種...
しかし!ここからがある意味このコンサートの見せ場。
ソリストとの共演が続きます。
まずはヴァイオリンから。
2曲目:サラサーテ ツィゴイネルワイゼン
そういえばサラサーテって、有名な割に曲は殆ど知らないな...
ツィゴイネルワイゼンは結構好きなんだけど、これだって随分と聴いてなかったような...
この曲からすると他も好みだろうな。
もっと聴いてみたいのに何故滅多にないのだろう?
ソロは結構良かったです。
さすが年季もあって泣きもあったし、技巧的にもなかなか。
ケンさん指揮のオケ演奏もまたなかなかで...
だったと思うんだけど、やっぱりあまり詳しくは覚えてないなー。
(...)
でもソロが割かし良かったのはちゃんと覚えてますって。
ソロコンマスとはいえ日本フィルのだからあまり期待してなかったんですが。
(そういう偏見やめたら?)
別に偏見じゃないんだけど。
何故か今年は日本フィルのコンサートが多く、このところ続いてるものだから、「やっぱり今一なオケだなー」というイメージが定着してしまいまして。
N響とどっちが駄目かなー?なんて
(...)
そ、そしていよいよ...
3曲目:モーツアルト P-コン23より第2楽章
きゃー!出ました!!
み、皆さん、心の準備はいいですか?
ケンさんですよ、ケンさんが...ピアノ弾きながら指揮をするんです!
一生に1度見られるか否かの...ケンさんの弾き振りです!
(そんな珍しいのか?)
と思う。
これまでケンさんがピアノ弾けることすら知らなかったんだから。
...あら?ピアノは通常のP-コンと同じ向き?
ガーシュインの時 のは客席にお尻向けてたけど。
(通常の向きだとケンさんにお尻向けられる角度のカバ太郎)
別にいいですが。
その方がピアノ弾いてるお姿がよく見えるし。
後ろからだけど。
ついでに言うと、ピアノの蓋も通常通り。
やっぱりそうよねー。
蓋取ったら音変わってしまうもの。
やっぱりガーシュインのはクラシックじゃないから、音の方はおざなりでも良いということだったのだな。
でもこの向きで蓋もついたままだと、指揮の時ステージ右手の奏者は指揮見えるのかなー?
どうやるのかなー?
何にせよ再度弾き振りチャレンジしてよかった。
それもケンさんでなんて。
何て...幸運♪うふっうふうふうふ♪
「き、気分が、気分がー!」(←ケンさん)
そう、ケンさんは実はこの時体調が酷く悪かったのだ。
演奏を始める前、初めて「実は体調が悪くて2日間ものを食べていない」と告白され...
「いい演奏ができないだろうと思うが申し訳ない」と。
ええ?!それでどうやって指揮してるの?
2日間もの食べてないって...じゃ、点滴とか?
うう...何とおいたわしい。
到底そうとは思えない指揮ぶりなのに。
あ、でももしかしてそれでタコ踊りにならなかったのかな?
あれ体力要りそうだよね。
そして始まる美しいモーさんピアノ。
...ほぉーっ...確かにテクニック的には多少危なっかしいが...
2日ももの食べてなければ無理もない。
それにこの優しさ、温かさ...あふれ出る音楽...
ああ、やはり指揮同様、人として、音楽家としての素晴らしさが滲み出る...
優しい、優しい音だ...
(君も見倣ったら?)
えーと...
カバさんもきっと優しい音で弾いてたんだと思う。
「どこがや?」(←聴かされたお客様)
それでね、どうやって弾き振りしたのかというと...
ソロなし部分では立ち上がって椅子の横で指揮してました。
何だ、そういうことか。
だからモーさんとか古典派の簡単な曲までということなのだな、弾き振りは。
この頃のコンチェルトはソロ部分とオケ部分が割とはっきりと分かれているから。
だから面白くないものが多いのも事実だが。
コンチェルトの醍醐味はソロとオケががっぷり4つに組んでこそ。
まぁ両方に相当な力量がないと釣り合わないからなかなかいい演奏に会えないけども。
でもまぁこういう簡単な曲でこそだね、弾き振りって。
やっぱり指揮にもピアノにも専念しにくいから。
どちらも素晴らしいのはケンさんならでは!
いやピアノはテクニック的には少々危ないが。
それを補って余りあるあの独特の優しさ、あったかさ...!
(君も見...)
カバ君の情熱的な音とはまたちょっと違うけども!
(...)
そうしてあっという間にこの貴重な時間が過ぎ去ってしまったのでした。
それじゃ残りのソロ曲も簡単に。
(↑途端に投げやり)
そんなことはありませんが。
4曲目:モーさん クラコンより第2楽章
(クラコン?)
正直言うと、ソロの中で最も今一だったのがこのクラリネット。
でも考えてみたら、ケンさんの情緒あふれるピアノソロの後だったから、その分不利だったかも。
どちらも最も抒情性が要求される第2楽章だったし。
ケンさんはといえば、どのソリストにも最大級の賛辞。
N響とどんぐりの日本フィルにも最大の賛辞。
この辺がさすがのお人柄。
はーっ...
(君も見倣ったら?)
けっ、NJPなら最大級の賛辞を贈るさ。
(↑人間ができていないカバ太郎)
立場が違うの立場が。
6曲目:プッチーニ 「トゥーランドット」から「誰も寝てはならぬ」
...の前に何かやった筈なんだけど、どうしても思い出せない。
演奏は割と良かった。
基本的に私は金管はあまり好きな方ではないのだが、音もまろやかでのびやかで、結構情趣もあった。
ああいうのだったら聴けるなー。
写真見ると首席奏者にしては随分と若手らしいのだけども。
そして最後のL'Arlesienne を迎えるのです。
(何故突然フランス語になる)
だから日本語タイトルだとはしたなくてイメージが変わると言ってるでしょうが。
特にケンさんの指揮ですからね。
はしたないタイトルではいけないのです!ほほほほ...