いつの間にやら日もすっかり短くなり、気が付けばもう冬の足音。

だが心配しないでくれたまえ。

(誰も心配してないけど)

カーペット敷き詰めも完了し、あったかお部屋でこれを書いております。

わーい♪ゴロゴロゴロ

(一々転がるな)

だってカーペットがあると転がり易いんだものー。ゴロゴロゴロ

床の上だと堅くて痛くてねー。ゴロゴロゴロ

(...)

 

...などとやってる内に早前回のコンサートから1週間。

その前のリサイタルをさっさと終えてしまわねば。

でも実はTPPについても書きたいのだ。

このところ書きたくて、でも時間はないし、でも書かねばとも思うのだが...

 

やっぱり先にコンサートを終えよう。

忘れてしまわない内に書かないと。

(↑どんどん記憶が抜けていく可哀想なカバ太郎)

余計なお世話だ。

 

では1週間とちょっと前のピアノリサイタルの続き。

前半の後自分の席を探したらやっぱり1番後ろでした。

別に小ホールだからどこでもいいけど。

でも一般発売に先行しての会員発売初日に予約した筈なんだけどな...

(↑塩パン倶楽部会員のカバ太郎)

...席は指定できないから希望欄に「中央やや左寄り希望」と入れておいただけだけど。

まぁ確かに中央やや左寄りではあったな。

もしかしてA席は最後列だけなのかな...?

(いつもC席とかP席とかE席とか...とにかく末席ばかりのカバ太郎がA席?)

余計なお世話だ。

小ホールでのピアノリサイタルだからS席とA席しかなかったのだ。

 

で、自分の席の隣には既に人がいたし、でも見渡せばもう少し横に寄れば殆ど1列ダーッと空いてる所もあったのでそちらに移動しました。

やっぱり荷物は隣に置いて楽したいもんね。

(...)

 

それでは後半開始!

といっても1曲目の「テンペスト」がどんな演奏だったかもう記憶がありませんで。

(バカな奴...)

バカじゃないもん、カバだもん。

1週間以上前で元々あまり印象に残らない演奏を一々覚えてられるか。

(威張らないように)

 

でも結構よく覚えてるのが次の「熱情」!

駄作の多い弁当屋だが、数多くのピアノソナタの中には珠玉の名曲を残してくれた。

その名曲とは「月光」「熱情」「悲愴」「テンペスト」の4大ソナタ。

このうちの3曲を指してよく3大ソナタというんだが...

どれ抜かすんだっけな...?

(やっぱりバカ...)

バカじゃなくてカバだというに。

 

とにかく私にとっては4大ソナタなのだ。

これだけは素晴らしい!

(...だけ?)

特に「月光」と「熱情」がね。

いや好きだよ、弁当屋君。

(...弁当屋君?)

ソナタもなかなかやるではないか。のう、弁当屋。

なんちゃって。わはははは

(...)

 

あ、でも「月光」の第2楽章はなしね。

あれは存在理由がわからない。

何なんだ、あのおもちゃみたいな曲は?

月光の雰囲気もろブチ壊しなんだよ、あれが挟まると。

他の3大ソナタは第2楽章もとてもいいのだけどなぁ。

何故あんな変なのを入れたんだろう?

そういう所がダサい弁当屋だ。

(...)

 

もし今私が「月光」を弾けたら、というか第1楽章は勿論今でも弾けるけど(簡単だから)、第2楽章は跳ばすだろう。

あれは要らない。

あれは余計だ。

雰囲気壊すな、アホ!

(曲に向かって「アホ」って...大体今回のリサイタルで「月光」はやってないのに)

フッ、実はここにはある伏線が含まれているのだよ。フッ

次回になればわかる。

ああ、深いブログだなぁ...

(どこがや...)

 

で、この最後の「熱情」ですけどね。

これまで堅実だの、理性が先に立って熱くなることがないだのとこのピアニストのことを書いて来ましたが...

実は彼がプログラム中唯一曲の中に入り込んで弾いてくれたのがこの「熱情」だったのだ。

それがこの曲が持つ情熱に突き動かされてのことか、はたまた最後になってもう体力温存の必要がなかったからなのかはわからないが...

きっと後者だろう。

(そんなミもフタもない)

いやここまでのスタイルからしてきっとそうだと思うよ。

 

でも理由が何であれ良かったよ、だから。

曲に入りこむといっても、元が堅実な人だから理性がぶっ飛ぶまでには至らないのだけども、でもそれなりに聴き応えはあった。

曲がいいし。

やろうと思えばできるじゃないの、おじさん。

(...おじさん?)

パワーもあるし。

いやこれだけでも来た甲斐があったというもの。

 

更にアンコールを3曲も弾いてくれまして。

その1曲目。

多分知らない曲だったけど、これがまた随分重めの曲で、これもかなり入り込んで弾いてくれた。

こういう弾き方なら大歓迎なんだよ、私は。

2曲目も忘れたがなかなか良かった。

 

更に3曲目、何とショパン「革命エチュード」を持って来たのだ。

...随分体力温存してたんだなー、おじさん。

これは左を酷使する間に右がオクターブの連続で疲れ果てていたらアンコールには持って来ないだろう。

これも結構入り込んでしかも疲れも見せずに弾いてくれた。

 

要するに非常に堅実で、前半はブレーキかけながら運転するタイプなのね。

で、最後になると余ったエネルギー全部出すタイプ。

いいけどさー。

「熱情」から後は全部良かったから。

でももうちょっと本プログラム中からエネルギー出してくんない?

ま、いいか。

 

ところでこの前このリサイタルの前半について書いた時ルイサダおやじに言及したが...

何とこのクシシュトフ・ヤブウォンスキとルイサダおやじは同じショパンコンクールに出場しているのだそうな。

この時の順位が

1位 ブーニン

2位 知らない(...) だって書いてないもん。

3位 ヤブウォンスキ

4位 小山実稚恵

5位 ルイサダ

なのだ。

 

この中で現在最もビッグネームになっているのは恐らくルイサダおやじだろう。

やっぱりコンクールの結果なんて当てにならないのねー。

...だけで通常なら済む話だが...

実はこれも何か変...

ルイサダおやじが真にビッグネームに値するかというと...去年その演奏を聴いた限りでは私は懐疑的にならざるを得ない。

あれのどこが巨匠だ、ええ?

 

大体あのオヤジは日本の聴衆を徹底的に舐めとる。

でなきゃ練習もせんでリサイタル開いたりはせんだろう。

何故練習せんで来たとわかるかとおっしゃるか、うさぎさん。

全曲譜面を見て弾くということはだなー、まるで全く弾き込んでないということなんだよ。その演奏会の為に。

もう何十年と弾いてきた曲、ちょっとでも弾き込めば譜面など用意する必要は全くない!

まるで全く練習してきてないから、「やっぱりちょっと心配だわ」と思う曲を全部入れ替えたんだろうが、あの滅茶苦茶な曲目変更は。

 

「何をどう弾いても盛大に拍手してくれる日本のバカな聴衆の為にわざわざ練習するまでもない。適当に弾いてお茶濁しときゃいい」ということだろう。

よくもここまでバカにしてくれたな。

それに対して実際に盛大に拍手してる方もバカだ。

そうだ!こういうのをバカというのだ!

(バカバカ連呼するな、カバ!)

 

だがたとえどんなバカ相手でも誠心誠意音楽を伝えようとするのが真に音楽の巨匠と言われるべき人だろう。

あんな舐めた態度のおやじのどこにそんな資格がある!

誰だ、あんなのを巨匠扱いするバカは?

 

そういう意味では最後まで弾き切ることを優先して体力温存を図った今回のおじさんの方がずっと誠実だろう。

 

でもなぜあの舐めおやじがビッグネームになったのだろう?

やっぱりこの辺、元々持ってるカネとかコネとかが関係してくるのかなー?

理不尽な世の中だなー。芸術まで...

 

かと思うと、顔で何とかなる奴もいるみたいだしなー。

(...もしかして...これも伏線か?)

さあ...どうだろう...?

そうとも言えるし言い切れない気もするし...