ひぇ、ひぇ、ひぇ、うーん、うーん、うーん...

ひぇ、ひぇ、ひぇ、うーん、うーん、うーん...

(何をやってる)

あ、こんにちは、タコ女のサル太郎です。

(...だんだんワケがわからなくなる...)

だってタコ太郎はカッコ悪いものー。

(サル太郎とカバ太郎はカッコいいのだろうか...?)

うーむ、せめてサル子とカバ子にしようか...?

あ、それで行くとタコはタコ子...

きゃーはっはっは、タココだって。

タココ、タココ、タコタコタココ...きゃははははは

(何とかならんか、この脳天気は)

よし、今日はタコ子で行こう!

(...)

 

で、一昨日のコンサートですけどね。

また恐怖の館で5階の最前列だったもので...ひぇ、ひぇ、ひぇ...

幾ら何でも前回ので少しは耐性できたかなと思ってたんですけどね。

やっぱりダメでした。ひぇ、ひぇ、ひぇ...

(コケコッコー、バタバタバタじゃないのか?)

フッ学習能力のないサルじゃあるまいし、いつまでもそんな進歩のない...

(↑あれだけ恐怖を味わいながら、何度も5階最前列をとる学習能力0のサル)

タコだもん。

(...)

で、サルでないタコは相対性理論に従って大人しくしてましたとも。ひぇ、ひぇ、ひぇ...

(...)

 

後半はさすがに席移ったんですけどね。

そしたら今度は何かワケわからんまま終わってしまいまして。うーん、うーん、うーん...

だから

ひぇ、ひぇ、ひぇ、うーん、うーん、うーん...

なんです。

(...それでこのタイトルか?)

はい、略して「ひぇうん」です。

(...フンの話と間違えられるぞ、きっと)

まさかぁ。

このタコ子がフンの話なんてするとは誰も思いませんよ。

「...」(←読者)

 

では最初から行きましょう。

今回私は人間最後まで諦めちゃいけないとつくづく思いました。

(タコのくせに)

諦めなければ道は開けると。

うーむ、哲学的だなぁ、久しぶりに。

 

というのもですね。

一昨日上野駅に着いたのが開演時刻の7時だったんですよ。

それでもう1曲目は絶対間に合わないなと...

いつものように走ることもなく、のんびり歩いていたんです。

(そんな勿体ない...)

と貧乏人なら思うだろう。フッ

(おまえじゃないか)

 

フッ、1曲目はグリンカの「ルスランとリュドミラ」序曲ですからね。

7月にも聴いた し、記憶によれば1ヵ月もしない内にまた聴けるのです。

10分足らずの小曲でどうせウォーミングアップ用だし、どうしても聴きたい曲というわけでもないし。

 

何にせよ間に合う筈ないでしょうが。

幾ら駅のすぐ前だからって、5階ですよ、私の席は。

エレベータもエスカレータもなく階段で5階まで行くのに間に合う筈がない...

走るだけ無駄だよ、はっはっは。

ゆっくり昇れば丁度2曲目の前辺りに着くんじゃないの?はっはっは!

 

てなもんで、ゆっくり駅前の信号渡ったら、何人かの人がホールに向かって走っているのに気が付きまして。

往生際の悪い...などと見ていたのですが...

これだけ走って行く人がいるということは、もしやこの人達はぎりぎりに行く常連で(おまえもだろうが)、実際の開演時刻が少し予定より遅めと知ってのことではないかという気がしまして。

考えてみれば7時きっちりに始まるわけでもないでしょう。

いつも開演前には着席している良い子の私は気にも留めていませんでしたが。

(いつも殆どぎりぎりじゃないか)

5分前位には着いてるもーん。

(↑5分前はぎりぎりでないと思っているタコ)

 

ならば間に合うかも...となった途端に...

ダーッシュ!!

イノシシのごとく猪突猛進で先に走っていた人も追い越し恐怖の館に飛び込んだのでした。

(↑極端なタコ・イノシシ)

そしたら丁度「大ホールも小ホールも間もなく開演でございますー」とスタッフが言ってまわっている所。

「おお、間に合う」とイノシシ・タココはここで気を引き締めて

(↑5階まで駆け上がるので気を引き締める必要がある)

ドドドドドッタコタコタコ、ドドドドドッタコタコタコと一気に階段を駆け上り、

(どういう上り方だ...)

勝手知ったる右翼席にドドドドドッタコタコタコと直進!

(どういう走り方だ...)

既に着席していた何人もの人達に「すみません、すみません」と脚を除けてもらって無事到ちゃーく!

 

うーむ、奇跡(?)のようだが間に合った。ぜーはーぜーはー...

やっぱり人間諦めちゃいけませんよ。

(...で?これが?最後まで諦めるなだの道は開けるだのの体験か?)

さいで。

だって開演時刻に駅にいたんですよ。

(...これだからタコは...どこが哲学だ!)

諦めなかったから1曲目から聴けたんだもん!

これぞ哲学!

(タコの哲学はサルカバの哲学よりも更に低級であった...)

ホットケ。

 

それはともかく脚除けてもらいつつ縁の際を歩いた際にですね。

手すりもなく、脚の途中位までしかない縁の際を歩くんだから座ってる時より飛び降りたくなるかと思ったら、これが全然平気。

「おお、やはり耐性ができたか...?」と喜んだのも束の間、座った途端に「ひぇぇぇぇ!」

...何か座ると丁度いい高さに手頃な縁があって転がったり滑ったりしたくなるらしいんだな。

しわしわの脳みそ一杯で重い頭をゴンと乗せてゴロンゴロンしたりズリズリしたくなるというか...

 

しかしそこはやはり日頃の行いが良いタコ太郎。

(↑結局何でも「太郎」に落ち着く)

両隣が空いていたのだ!

そこで先日の対策を決行。

これ腕が疲れるんだけどね。

何はともあれ万全の態勢を整えて、さぁ始まるぜ!

じゃーね。

(...何なんだ、「始まるぜ」で「じゃーね」というのは?)

書き切れるわけないじゃん。

(...)

 

じゃーね。

今日は「相棒」が早く始まるから急がねば。

(↑テレビはニュースと「相棒」しか見ないタコ)

スポーツも見ることあるよ、最近見ないけど。

じゃーね。

タコタコタコタコ...(←遠ざかるタコ足の音...のつもり)

 

あ、そうだ。(←戻って来るタコ)

ニュースも最近見ないなー。

風呂のテレビがアナログ終了で見られなくなったから。

じゃーね。

(わざわざ戻って来るほどのことか?)

タコタコタコタコ...

(↑再び遠ざかるタコ。もう戻って来るなよ)