昨日の続きでございます。
さっさとしないと2週間前どころか3週間前シリーズになってしまうので、頑張って書きます。
プログラム詳細は祝... をご覧ください。
では1曲目から
エルガー「威風堂々」第1番。
うーむ、何と親切なのだろう、最近の私は。
先々週の... の時もそうだったけど、既に1回書いた曲目をまた一々書くとは。
(曲目書いた時に感想も書いときゃいいだろうが)
そうもいかないのだよ、うさぎさん。
こちらにも色々と都合があるのだ。
(切れ切れに書いてるからじゃないか)
平日はそうなるのよー。
しょうがないでしょー。
で、この曲。
うーん...いつ聴いても分裂病みたいな曲だなー。
あのサビはいいですよ。
卒業式なんかだとサビ部分だけしか演奏されないから寧ろその方がいいなー。
あそこだけだったらうるうるしてしまう位あの部分は好きです。
でもあのサビだけ!なんだよ、見事なまでに。
あとは平凡というか、凡庸で面白くも何ともない。
ばかりでなく、全然あのサビとも合ってない!
しかもあのサビとその前後の繋がりがあまりに唐突で不自然!!
更には他のつまらない部分と「威風堂々」2番以降やエルガーの他の曲、例えば交響曲等のつまらなさとは共通するものがあるのに、何だかあの素晴らしいサビ部分だけ浮いている。
まぁエルガーの曲はそんなに知らないから断言できないけど。
繋がりの不自然さといい、あの部分だけ「らしくない(?)」点といい...もしや...いやまさかとは思うが...しかし...
もしかして盗作じゃないのか?
(おお、何と大胆な想像を働かせるサル。英国大使館から文句が来たらどうするんだろう?)
こういうのって文句来るのかな?
単に可能性として言ってるんだけど。
例えばですね、エルガーのおやじがどこかであのサビ部分の楽譜を見たか、または私的な演奏を聴いたかして、それを自分のくそ面白くもない行進曲に無理矢理くっつけて先に公表したとか...?
そんな疑惑まで頭をもたげてしまう位ちぐはぐなんだよ、あの曲は!
(いきなり怒りだすな)
やっぱりイギリス人て音楽には向いてないのかな?
随分前にも書いた記憶があるが、昔々読んだ漫画に出てきたヨーロッパで言われる冗談として「世界中探してもいない3人とは、米国人の哲学者、ドイツ人のコメディアン、英国人の音楽家」というのがあるとか。
米国人とドイツ人についてはそれぞれの国民性を表していると素直に納得できるが...
となると英国人の音楽センスのなさは欧州では有名なのか?
実際、英国を代表する作曲家ってこのつまらないエルガーとブリテンおやじ位だものなー。
(やっぱり英国大使館から文句が来そうだな...)
いやいや英国人はきっと理性の方が勝っていて、芸術に向いていないんですよ。もみもみ
(↑手もみするサル。文句が来ると困るので一応フォローのつもり)
きっと理性を司る左脳(だっけ?)だけが発達したんですよ。
(↑殆ど右脳だけのサル)
...に見えるだろう?
でも実は左脳もこれ以上はない位発達しているのだ。
(...まぁ本人が言うのは勝手だから)
...つまり右脳と左脳のバランスが絶妙に良いのだ。
(物凄くバランス悪く見えるんだけど...)
そしてその左脳で分析したところによると、
(...分析?)
英国人はつまり冷静で理知的なんです。もみもみ
でもそういうタイプってやっぱり芸術向きじゃないよね。
そういえばこんな言も読んだことがある。
「イギリス人は歩きながら考える。フランス人は考えてから走り出し、走り始めたらもう考えない。スペイン人は走った後で考える」
確かそれぞれの国の革命の形態を比喩的に捉えた言葉だったけど。
非常に的を射ているなー。
何かこれだとスペイン人はバカみたいだけど。
(...)
つまり革命でさえ熱くならずにゆっくり考え考え冷静に進めるような国民性なのだ、英国人というのは。
それでは芸術的爆発は起こらないだろう。
(君は岡本太郎か...)
ブリおやじの「青少年の為の管弦楽入門」なんて、タイトルからしてそうじゃないの。
こういうタイトルで真面目に音楽書くところが恐い。
こんなんで聴きたくなるか、普通?
見ようによっては病気だぞ、ここまでくると。
(あのー、英国大使館...)
「青少年の為の科学入門」とかいう本ならわかるが。
実際、曲自体も全然覚えてないな...
(それは老化...)
違うとゆーに!
でもまぁ誰の作品にせよ「威風堂々」のあのサビ部分は秀逸。
(だから英国大使館から...)
英国大使館が恐くてブログが書けるか。
(...さっきのフォローはどうなるんだろう?)
いやですから一応公式にはエルガーの作曲ですよ、勿論。もみもみ
(それでフォローしてるつもりか?)
とにかくあのサビ部分だけは好きなのだー!うるうるうる...
先日の「ニュルンベルグのマイスタージンガー」前奏曲 と少々共通するものがありますね。
マイスタージンガーではうるうるまではいかないけど。
どちらも威風堂々とした曲想です。
更に何と言いますか、この「威風堂々」のサビは何度聴いても飽きない、恐らく誰もが受け入れる、人の脳内にアルファルファを出す類の曲だと思うんですよ。
(...アルファルファ?)
あ、アルファ波だ。
(↑脳内にアルファルファが生えているサル)
...
確かそういう類に科学的に分類できる旋律が存在すると以前どこかで読んだ記憶があります。
パッヘルベル「カノン」もそれだと思う。
優しい、包み込むような曲です。
(ほー、荒くれサル太郎が)
そう、荒くれザルまで大人しく聴いていたくなるなんて、やっぱりアルファルファのせいですよ、これは。
(猫にマタタビ、サルにアルファルファ)
ごろごろごろ...はっ!
猫じゃないぞ、私は。
(サルだよ)
うん。
とにかくだな、「カノン」も「威風堂々」のサビも何てことない単純な曲想でありながら、聴く者に快感をもたらす音楽なのだ!
やっぱりアルファルファでしか説明できないと思う。ごろごろごろ...
えーん、結局1曲目しか書けなかったじゃないかー!
ほんとはリズミックたぬきの方が書きたかったのに。
(リズミックたぬき...?)