昨日のN響アワーはノセダ指揮の時のではありませんでしたね。
考えてみれば去年の今頃のコンサートを中継する筈もなかった...
ここの所N響のコンサートを全然チェックしていなかったので、メンデルスゾーン生誕200周年シリーズをやっているとは知りませんでした。
早速チェックしよう。
まぁ、昨日TVでやったコンサートは行かなくて正解でしたが。
幾ら好きな曲とはいえ、いや大好きだからこそ、あんな料理の仕方されてはいたたまれない。
こちらが消化不良になる。
ぼんやりした演奏をばんやり聴きながら「ホグウッドってもっと前の時代の、モーツァルトとかC.P.E.バッハとか、軽めの作品がレパートリーじゃなかったかなぁ?」と、昔々の記憶を辿りましたが...
モーツァルトならいいけどさー、よりによって「スコットランド」であんな平坦な演奏しないで欲しいなー。
何なんですか、あののっぺらぼうのような演奏は?
強弱さえつければいいってモンじゃないでしょうが。
最初は―と言っても、第3楽章からの中継でしたが。途中からやるな、途中から。曲に対して失礼だろうが―ノセダ指揮の血の滾るような演奏の印象が強烈過ぎて、退屈に感じるのかなとも思ったけど...
でも「スコットランド」は昨年から今年にかけて既に3~4回聴いてるんだよね。
ノセダほど好みではなくても、それなりに良かったですよ、他は。
果敢な挑戦(?)もいいけどさー、自分の向き不向きも考えようよ。
見事に体力温存型(?)の指揮でしたな。
N響は今年前半は行きたいコンサートがなかったので、ほったらかしになってましたが、気が付けばもう10月。
いいのがあったら今の内に行っとかないと。
何せ年末が迫ると暫くコンサート行きは休止になるから。
何処もかしこも第九第九。
何とかなりませんかね、バカの一つ覚えじゃあるまいし。
いえ、第九は決して嫌いじゃありませんよ。
ベートーベンの交響曲の中では割と好きな方だった。
でもねー、あれだけ何処もかしこも第九ばかりになると却って興ざめです。
しかも年末に集中してる所が笑える。
全然意味ないのに。
もっと分散してれば行きたくなるかも知らんけど。
各ホールの運営者には、他の曲も聴きたい者もいること、わかって欲しい。
結構多いと思いますよ。
昨年N響のホルスト「組曲 惑星」で珍しく当日券がなかったのも、これを逃したら後は第九攻めとわかっていた人達が殺到したからではないでしょうか?
一考をお願いします。