放射線感受性の個人差 〔YNNチェルノブイリ報告から〕 | タイ語、単語帳の素材?

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備忘録。

2015年5月下旬にタイトル変更。
ここは、site δ です。

 短い記事を一つ。


 いろいろ健康影響をみていると、似たような環境にあっても、症状の出る人と出ない人がみられるようだ。この点をYNNチェルノブイリ報告書(詳細は前の記事 )でみておこう。例によって、某掲示板の緊急自然災害板から発掘すると、



6 : 地震雷火事名無し(東京都) : 2011/09/29(木) 01:40:44.56 ID:YYNIh7d40 [1/4回発言]
   [中略]

放射線感受性の個人差については、いろいろ数字があるけど、ヤコブロフ・ネステレンコ報告:


>Humans have a similar level of individual variation of radiosensitivity as do voles and dogs:
10-12% of humans have lower (and about 10-14% have a higher one) individual radiosensitivity than
everyone else (Yablokov, 1998, 2002) (38頁)


ヒトの放射線感受性の個体差は、野ネズミや犬のものに似たような水準にある:
10-12%のヒトは、他の人々より低い(他方約10-14%は、より高い)放射線感受性を持っている。



 言い方を変えれば、全体の10-14%は、症状が出やすく、全体の10-12%は、耐性が高く影響が受けにくいということだろう。


 ベラルーシの汚染地域では健康な子供は2割ほど、とよく言われている気がするけど、上記と似たような傾向をとらえたものだと考えられる。