blog Number 045
失踪した若林~さくら猫との付き合い
我が街界隈のさくら猫、若林が昨年12月中旬位から、すっかり姿を見る事がなくなりました。
一時はりゅう君やメイの天敵で、常に緊張感のある存在でしたが、最近はなにやら和解したのか、鼻チューをしたりしていたので、良かったなあと胸をなでおろしていたのですが、その後も隣筋組エリアでQちゃんと仲良く一緒に居る姿を見たのを最後に、忽然と姿を消してしまいました。
近辺を捜索もしてみましたが、その姿を見つける事は出来ませんでした。
事故にあったような形跡は無かったようなので、どうやら別のエリアへの移動をしたみたいです。
確証はないのですが、このところ、近辺の外猫たちは、数が少なくなってきており、隣筋でご飯をあげてくれていた方も、徐々に減って来たことから、満足にご飯を得られなかったのかも知れません。
野良猫は時に移動をすると言うのをネットで調べました。
その原因は、満足にご飯を確保できることが出来なくなったために、新天地を目指して移動すると言うもの。
考えたくはないのですが、何かしらの病気で何処知らないところで天命を全うしてしまったか。
前者の原因であれば、新しい場所で幸せに暮らしていてくれればと願います。
残酷なようですが、我が家では外猫に対しては、多頭飼い(お世話)は出来るだけ避けるようにして、こちらはりゅう君とメイだけに絞って世話をしてきました。若林やQちゃんに対しては、隣筋組の保護者が面倒を見てくれているものと思っていただけに、少し後悔も感じます。
猫たちに対する愛情は平等にしてあげたいとは思うのですが、その辺りのすみ分けをしている私たちは、本当に外猫たちのためになっているのだろうかと感じさせられました。
唯々、自己満足で世話をするのではなく、ちゃんと目を向けてあげる事が大切だと言う事を教えられました。
皆さんの中にも、そう言った思いをした経験がおありでしょうか?
私たちは猫たちの幸せをと考えていながらも、まだその活動をしてから数年足らず、経験不足が身につまされます。
ちなみに、若林が失踪してからは、Qちゃんが一人っきりになり、いつも近辺をウロウロしているのを見かけます。盟友を失った事で、彼も何かしらの焦燥感を感じているのでしょうか?
いずれにしても、我が街のさくら猫の数は減少傾向にあります。これからは、残された外猫たちを出来るだけ目にしてケアして行けたらと思います。