私は、"保護犬猫"という呼称が生体販売業界にプラスに影響して社会的に広く受け入れられることを懸念しています。

『保護』には必ず『蛇口を締める』がセットでなくてはおかしい。
次々と『保護犬猫』が出てくる仕組みがあること自体おかしいことなのです。

本来、保護すべき子がいなくなる社会を目指すべきなのに、
繁殖リタイア・売れ残りの子たちを保護ルートに乗せるのは、『業界のお手伝い』に他ならないし、それは蛇口を開けっ放しにしたまま永遠に続く保護ビジネスの仕組みづくりでもある。

以上より、下請け愛護もリタイア犬猫も売れ残りの子たちも「保護犬猫」と呼ぶべきじゃない。

「保護」という名を騙った消費者を巻き込んだ業界ビジネスです。

「うちの子、保護犬なの〜」って結構ステイタスとして使われ始めているワードなわけで。

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先人たちが苦労されながら広め、築いてきたのは「保護犬猫」というワードと同時に『蛇口を締めること』の方だと思います。