UNESCOの諮問機関であるIUCNから環境省への勧告事項の中に、
「奄美大島ノネコ管理計画の採択及び実施予定等、侵略的外来種(IAS)の駆除管理の取り組みを評価し、既存の IAS 対策を、推薦地の生物多様性に負の影響を与える他のすべての種を対象に拡大すること。」
とあります。

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マングースに関しては『完全排除』のゴールが見えてきた模様です。
『マングースバスターズ』という人たちが「いい仕事してる」風に取り上げられているのは、猫に比して声をあげる人が少ないから…


人間によって持ち込まれ、
そこで生きるしかなく、子孫をつなぎ、
果ては外来種・害獣といって殺される。

生きることは食べること。
だから生態系を崩しちゃいけないのです。
それを崩し始めたスタートはどこなのか。
そしてその地に根付いてしまった生物を外来種と呼び殺処分することは短絡的な解決方法ではないのか。

駆除は正義ではない。
殺しは正義ではない。
正しくない。
絶対的な過ちです。
人の道に反しています。

UNESCOがそこのところを理解していない機関だとしたらがっかりです。