【2/21まで!】
農水省】がパブコメを募集しております!

農薬の動物実験についてのものです。
現在:『犬とラット』が1年間農薬を飲まされその毒性を検査する(体内に入っても問題ない最大量を調べるための実験をする)ことが必須となっているが、
犬での実験を必須項目から外すというもの。

そもそも有毒物資を食べ物を育てるのに使うということからして不自然なのですが、
動物実験しなければわからないほど危険なものは使用中止し、安全性の高いものを代替使用してほしいもんだと思うのです…


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では、今どんな実験がされているのかと言いますと…
(農水省リンク先の資料:農薬の登録申請に係る試験
【1年間反復経口投与毒性試験】より)

人間以外のどうぶつに、1年間農薬を食べさせて、以下についてどんな影響が出るか調べるものです。

①血液
②尿
③眼科(おそらく、目への投与)
④病理学→1年間農薬を食べたどうぶつを屠殺し、解剖して各器官を調べる。

農作物を育てるのに、危険だが安価な農薬を効果を最大限出して使い、コストダウンと作物採取量拡大を図ろうとするために、
体に悪い影響が出る最大量を調べるのです。

④解剖前は1日絶食が望ましいと書いてあります。
1年間有害物質を食べさせられ、
最期の1日はお腹を空かされ、
そして翌日殺されて、
その後さらに解剖されるのです。

今までは、ラットと犬の2種類のどうぶつでの実験が必須でしたが、
ラットだけにしましょう、という内容の改正となります。

言うまでもありませんが、ラットだけだからよかったね!となるものではありません。
ラットも感情を持つどうぶつです。
通常、感情とは大脳新皮質が司っているのですが、人間はこれが他の生物よりも大きい。
だから他人のことを慮ったり、笑ったり悲しんだりできる。
じゃあ他の動物に大脳新皮質がないか?といえばそうじゃないのです。
人間に比して小さいだけで、感情を司る器官をしっかり持っているのです。
生物にとって「死」は「恐れ」の感情としてプログラミングされています。そうしなければどんどん危険なことをしてどんどん死んでいきます。

人間が危険物質を使いたいがために、人間と同じように感情をもつどうぶつたちに危険や恐怖、そして死(しかも尊厳など無視された死です)を押し付けているのです。

もちろん、そんな農薬を使った作物はすぐには影響が出ない程度の毒をはらんでいます。
残留農薬など耳にすることがあるかと思います。
散布時だけでなく、残留農薬として体に入る際に危険であるからわざわざどうぶつを使って実験しています。

馬鹿みたいだとは思いませんか??
私はすごく馬鹿みたいって思う。

有機農薬なども開発されていますが、高額ゆえ、野菜などの価格高騰が懸念されるため使う農家は限られます。
物質的な話、不自然です。

ひとまずは、犬が実験必須項目から外される点について、((賛同いただける方は))賛成の意見をお送りください。

※ご注意:今回はメールではなく、農水省のフォームからになります!


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(2/18追記)
本日、フォームから提出しました。