




さっき、空を見ていて思ったんだ。
空もすっかり季節変わりして、秋の色。
夕方の空って、いつも苦しくなる。
手の届かない懐かしさみたいなものを感じて。
私が祖父の家に居候していた一年間は、
今まででもっとも濃い一年だった。
なにが濃いって、季節がとても濃かった。
一年しかないって思っていたから、
見逃したら二度と見られないと思ったから、
過ぎ去った途端に消えてしまうと思ったから、
一つひとつの季節をとても大事に思った。
何年経っても思い出として残るようにと。
その一年を、コロンと過ごしたよね。
一緒にいてくれるコロン。
ありがとう。
長生きしてね。
コロンが生きている限り、私もコロンのそばにいるから。