こんにちは
ポニョ子です 知らんぷり 飛び出すハート


うちは
夫の実家を建て替えて
住んでいるわけですが


実は一度
「この土地を売ってしまおう」と
思った時期がありました。



というのも



隣が、廃墟だったから。

建築途中の廃墟のような家


建築途中(おそらく上棟直後)で
計画倒産。
そのまま放置され、すでに7〜8年。
自生した木がボーボー生えて、
動物が住み着いているような
そんな気配すらありました。



もし放火でもされたら、ひとたまりもない。
夜になるとさらに不気味で
「こんな廃墟の隣に住むなんて、無理」と
怖くてたまりませんでした。

建築途中廃墟の隣の土地


そこで、何件かの不動産屋に連絡し、
土地を売りたいと相談していました。


およその金額を提示されたあと、
思い切って聞いてみました。


「でも、こんな廃墟の隣の土地を
買う人なんていないですよね?」




すると、
不動産屋さんが笑って言ったんです。

笑顔の男性ビジネスパーソン

「全然いますよ!」
「10年も経てば、
廃墟もなくなって
家が建ちますよ」



・・・。



え、そうなの?



そんな人、いるんだ。

10年待てば、景色が変わるんだ。



その瞬間、心の中のモヤモヤが
すっと軽くなりました。



あの言葉を聞いたら、
急にもったいなく感じてしまって。

結局、土地を売るのはやめました(笑)


そのあとすぐ、今度は親族の間で
「土地を売ってお金にしたい問題」が
勃発するんですがw



もしあの時、
あの担当の方じゃなかったら——
今、私は
この家に住んでいなかったかもしれません。

基礎工事中の建物と隣の廃墟


そして驚くことに。
「10年はかかる」と思っていた廃墟は、
家を建てた翌年には更地になりました。


隣の未完成廃墟と自宅の土地


あの時の不動産屋さんの言葉を、
今でもときどき思い出します。


あの人のひとことで、
私は ここに住む人生を選びました。


もし、
同じように不安を抱えている方がいたら


きっと大丈夫。


景色は、
思っているより
早く変わるかもしれません。




ではまた ニコニコ 飛び出すハート




寒いときは足元から暖かく!