こんにちは
ポニョ子です指差し飛び出すハート




今日はちょっと、


私の“ルーツ”についてのお話を
書いてみようと思います。





ふだんはあまり意識することのない
「ご先祖さま」のこと。




「母の日」ブログをきっかけに⇩
家族で食事をすることができました。


そして、
とても大切な話を父から聞くことができ
思いがけず深く心が動いたので、
ここにそっと記しておきます。




父と交わした、あたたかな会話

兄と父と、
食事をしながら
ゆっくり話す時間がありました。

何気ない会話の中で
「そういえばあの話、知ってる?」と
始まったのが、
ご先祖さまの話。



ふだんはあまり出てこない話題だけれど
気づけば、
私は夢中で耳を傾けていました。




曽祖父のこと


そのなかでも、
心に強く残ったのが、
曽祖父(ひいおじいちゃん)の話です。


昔から
「ちょっと特別な人だったらしい」
ということは、
家の中でも
なんとなく語られていたのですが、
具体的なことは知らずに
ここまで来てしまっていて。

でも今回、父の口から、
その生き方や背景、
そして周囲との関わりなどを
初めて知ることができました。


曽祖父は、
当時ある組織の
“まとめ役”としての立場にありました。


時代や価値観が今とは違うなかで、
地域に根ざし、
周囲の人たちのために
動いていた一面もあったのだそうです。

100年以上も続いたその組織は、
コロナ禍を機に静かに幕を閉じたとのこと。


私は、
その長い歴史の中に
自分の血がつながっていたことに、
驚きと不思議な感動を覚えました。






Wikipediaで見つけた「記録」


そしてもう一つ。

これは本当に驚いたのですが
曽祖父の名前と生涯が、
Wikipediaに記載されていたんです。


おそらく、
記載したのは身内の大学教授。


以前から
「家系図を調べている」と
聞いてはいたのですが、
まさかこんなかたちで
公に記録を残してくれていたとは
思いもしませんでした。

そのページには、
父ですら知らなかったような内容も
書かれていて、
読んでいて思わず
「えっ……」と声が漏れるほど。

でもそれは決して
怖い話でも重い話でもなくて、
むしろ、
自分のルーツに
誇りを持ってもいいのかもしれない
と思えるような、
あたたかい記録でした。




つながっているんだ、という実感


私は、
特別な血筋でもなんでもないし、
何かを受け継いでいるわけでもありません。

でも、
自分の“はじまり”
にある物語を知ることができたというのは、

想像以上に大きな出来事でした。


誰かが調べ、
つなげて、
記してくれたその記録がなければ、
きっと私は曽祖父のことを
“名前だけの存在”として
受け止めて終わっていたと思います。

知ることができて、よかった。
本当にそう思います。






ありがとうの気持ちを込めて


話してくれた父に。
記録を残してくれた親戚の方に。


そして、
遠い昔をまっすぐに生きてくれた
曽祖父に。

「ありがとう」の気持ちを込めて、
今日はこの記録を綴りました。


こうして残しておくことで、
またいつか、
私の子どもやその先にまで、


この物語がそっと届いてくれたら
うれしいなと思います。



最後まで読んでくださって
ありがとうございましたニコニコ飛び出すハート


ではまたにっこり