こんにちは
ポニョ子です
ずっと憧れていたことがあります。
「一人の子供部屋」というものが、
私にはありませんでした。
10帖の部屋を半分こ。
奥が兄（広め）、手前が私（狭め）。
部屋の真ん中を
仕切ってるタンスを
兄がいつもじわじわ押してきて、
どんどんワタシのスペースが
縮小していった。
そして、
年頃になっても兄と同室で、
着替えていようが、何をしていようが、
兄とその友達が容赦なく入ってくる。
もうね、せつなかったーーー。
そんな私の“秘密基地願望”を
一手に背負っていたのが、
実家の広い小屋裏。
物置として使われていたけど、
私はずっと妄想していました。
いつか
ここを私の部屋にするんだ。
荷物を整理して、
内装も整えて、
誰にも邪魔されない、
自分だけの部屋にするんだと。
そんなこんなで
小屋裏に対する思い入れが
人一倍強いのです。
そんな夢を抱き続けて大人になり、
私はついに
新築の我が家に「小屋裏」を作りました！
広い！
綺麗！
かっちょいい！
本棚を並べて、
漫画を並べて、
くつろぎの読書コーナーにする予定でした。
……でした。
おーい。
夢はどこいったー。
おーい。
漫画コーナーやーい。
現実は、ただの物置。
ええ、実家と一緒ですとも。
でも、私はまだ諦めていません。
夢は、くつろげる漫画コーナー。
きっといつか。
きっと。
ではまた
