みなさま、こんばんは!
思春期・発達障害療育専門カウンセラーの飯塚ひろみです。
このブログを読んでいただくと
「思春期・反抗期・発達障害でも良い親子関係を築けること、また、100点を目指さない自然体の自分で育児ができる方法」
や
「新しい視点・価値観」
を感じていただけます
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思春期・発達障害の子どもの育児・療育について、今回は
「本人に課題がある不登校について」
を観ていきたいと思います
学校で大きなトラブルもなく、また、親子関係も特に問題視するところもないけど不登校になってしまった…というお子さんもいらっしゃるのではないでしょうか
「本人の課題」
と書きましたがこれは、本人が悪い子だからとか、親御さんのしつけが悪いからとかではありませんので、安心してくださいね
この場合の課題とは
・発達障害がある
・コミュニケーションが苦手
・グループなどの集団が苦手
・規則正しい生活が窮屈に感じる
・授業や部活・クラブ・委員会など、やることが多いと疲れてしまう
・一つの事をじっくりと取り組みたい性格
など、本人の性格や特性、体力などが挙げられます
発達障害ではなくても、人は誰でも苦手なことがいくつかありますよね
それが「学校」という場に集中してしまっている時に、行きづらさを感じたり、違和感を覚えたりしてしまうのですね
そして、肉体的な疲労に加えて心理的ストレスを抱えるようになると「行きたくないな…」と思うようになってきます
これは主に、学校のシステムと自分の生活リズムが合わないことが原因だったりするのですね
親が当たり前だと思っているところにも、本人が苦手意識を持っていたりするので、本人からの話を良く聴いたり、学校の先生やスクールカウンセラー、部活の顧問など
多角的
にお子さんを観ていきましょう
お父さん、お母さんが見ているお子さんは、ご自宅にいる一面でしかないですからね
そして、学校に行けなくなってしまった場合は必ず、学校と連携をし学習スタイルや保健室登校や遅刻早退などの相談を先生としておきましょう
この時、こうした相談を恥ずかしいので先生にして欲しくないと思う子どももいます。学校に行けない自分はダメだと思い込んでいることが多く、知られたくないと思ってしまうのですね
特に思春期以降はプライドがでてきますので、まずは水面下で先生と相談をし、本人には伝えて良いタイミングを見つけながら
「情報は一つずつ丁寧に」
していきましょうね
(この時の丁寧は長話ではありませんので、注意しましょう。思春期の子供にクドクド長々はNGです)。
親御さんとしては、なんとかしたい一心で
・先生が1時間だけでもいいって言っていたわよ!
・保健室でも大丈夫だって!
・遅刻してもいいみたいだからしたそうしたら?
・早退してもいいから明日行ってみようよ?
と、あれもこれもとつい全部を伝えてしまいたくなると思います
でも、不登校になってしまっている子どもは、心が疲れてしまっているので、一度にたくさんの情報を受け取れません。
逆に
「何が何でも学校に行かせようとしているな」
「ああ、やっぱり休んでいることを良く思っていないんだ」
と、信頼関係が崩れてしまいます。
もちろん、上記の声掛けの一つ一つは悪いものではありません。
でも、こうした声掛けのポイントは上記の言葉に加えて
「あなたはどうしたい?」
と、
「行く」「行かない」
の判断は子どもに委ねましょう
「行かない」
と言っても
「じゃあこうしたら行ける?」
の条件をいきなり出してはいけません。
「分かった。今日は行かないって決めたのね」
と、子どもの判断を必ず認め、受け入れていきましょう
不登校の対応としては、ご家庭では元気でいることを目指し、学校とは親が連絡を取り合って本人の様子を伝え、整えていただける
条件を提示しながら話し合い、いつ戻っても良い環境を作っておいてあげると良いと思います
いつでも戻れるように条件を整えていることは、お子さんがまだ情緒が安定しない時は伝えないほうが良いでしょう。
なぜなら、親も先生も自分を無理やり学校に戻そうとしていると、勘違いしてしまう場合があるからです。
(もちろん、お子さんが聞いた方が安心しそうな場合は、伝えてあげてください)
そして、親御さんも一人で抱えず、スクールカウンセラー、教育機関、不登校の親の会など、気持ちを打ち明けられる場を作ってくださいね
さて次回は不登校のタイプについて、みていきたいと思います。
飯塚ひろみ
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日本初にして唯一の思春期・発達障害療育専門カウンセラー(個別カウンセリングは母親限定)
家族 夫、大学1年生息子、小学6年生娘の4人家族。
旦那さんのいるお店 → 「ビフトロ バイ ラ コクシネル」
出身 栃木県佐野市 45歳 4月26日生まれ。東京在住。
趣味 人間観察 サブカルチャーほか、思春期・反抗期・発達障害について日夜考察・研究
2016年4月26日 「思春期教育研究所アジュガ」設立
非営利団体「発達障害の会ajuga」設立
2018年7月27日 「一般社団法人コミュニケーション研究所アジュガ」設立
業務内容 個別カウンセリング 講演会・ワークショップ・企業研修
公立小学校・私立高校・インターナショナルスクール・地域での講演会、企業研修、就労事業所A型・B型での研修実績あり。都立田柄高校、東久留米総合高校キャリア教育「ドリームプランプレゼンテーション」授業サポート経験有り。教育新聞紙面版・電子版掲載。
※お子さまの思春期・反抗期・発達障害でお困りの方、人材育成等、社内の人間関係改善をサポート、働きやすい職場の研修をさせていただいております
資格一覧
・中学校教諭一種免許 ・高等学校教諭一種免許
・一般社団法人 日本総合教育支援会認定 臨床心理支援技法士
・内閣総理大臣認定NPO法人 コミュニケーション能力開発機構 メンタルコーチ1級・心理セラピスト1級
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