みなさま、こんばんは!
思春期・発達障害療育専門カウンセラーの飯塚ひろみです。
このブログを読んでいただくと
「思春期・反抗期・発達障害でも良い親子関係を築けること、また、100点を目指さない自然体の自分で育児ができる方法」
や
「新しい視点・価値観」
を感じていただけます
メルマガではこちらの記事に実践課題がついていますので、深く学んでみたい方は登録してみてください
思春期・発達障害の子どもの育児・療育について、今回は
「不登校の引き金となる出来事は氷山の一角」
を観ていきたいと思います
さて、前回から「不登校」について、書いていますが、前回は
「謹慎と休養」
をしっかり分けて考えて、おうちでゆっくりすることをお話しましたね
不登校になってしまう子どもは真面目で繊細な子が多いので、家の中でも自分を追い詰めていないか、気を付けてみてあげてください
今回はこの続きです。
不登校になるきっかけは、子どもによって様々だと思います
・学校でトラブルがあった
・お父さん・お母さんと喧嘩した
・なんとなく、行かなくなってしまった…
など、一人一人原因は違うのですが、私達親は、真っ先に
「学校にいけなくなってしまった」
という「今起きた事実」に、注目すると思います
そして、
「何が原因だったんだろう…」
「何かあったのかしら!?」
「あの時の喧嘩が原因かしら…」
と、原因の究明をたくさんしていくと思います
もちろん、子どもの抱えるストレスや不安を知っていこうとする姿勢は素晴らしいです。
でも、
「一部分だけを見て判断してしまう」
のは、とても危険です
例えば、学校でトラブルがあったとします。
でも、不登校の引き金となったトラブルは実は氷山の一角で、実はずっと嫌な事をされていたり、からかいやいじめが隠れているケースがあります
こんな時に
「その時その場の対応」
だけしてしまうと、一時は満たされても、根本のところにある不安やストレスが解消されていないので、また、学校にいけなくなってしまう…ということもあるのです。
なので、きっかけとなった出来事から遡って、ストレスの源流を見つけていきましょう
思春期以降は、なかなか話したがらなかったり、子ども自身も自分のストレスがどこから来ているのか、分からない場合もあります。
ゆっくりと時間をかけながら、日常生活を楽しく豊かにし、話しやすい雰囲気を作って行くと徐々に心を開いていきますので焦らずに子どもが自分から話してくれるまで待ちましょう。
本音を話してくれたらまず
「話してくれてありがとう」
と感謝をし、たっぷりと話を共感的に聴いていきます
この時、ついアドバイスをしてしまいたくなると思うのですが、アドバイスは最後の最後なので気を付けてくださいね
良かれと思ってのアドバイスも、不登校の子どもには逆効果ですのでグッと我慢をし、
「そう、そんなことがあったのね」
「うんうん、それは辛かったよね」
と、受け止めてあげることを繰り返していくと、心のエネルギーが徐々に溜まっていきますよ
解決の一歩として、旅行に行くことも効果的だったりします
これは「転地療法」と言って、日常の生活空間とまったく異なった空気の清浄な土地に比較的長期間滞在をすることで保養を行い、疾病をいやす手だてとすることなのですね
転地を行うと、日常の生活空間とは異なった気象や風土環境によって,常同性(ステレオタイプ)が大きく変動を受けるのですね。
外出が苦手なお子さんはストレスになってしまうので、注意が必要ですが、家族で旅行をしながら
「世の中はこんなにも広く美しい」
「自分の知らない楽しいことがまだまだたくさんある」
という感動を共有していきましょう
転地療法は比較的初期の不登校に有効的です
無理に連れ出すことはしない方が良いですが、これから来る夏休みを活用して家族で旅行の計画を立てて行くことをお勧めしますよ
次回も不登校について、みていきます!
飯塚ひろみ
1羽の折り鶴が教えてくれた、始まりの物語です
月曜定期配信号 → 私の1週間より「リアル思春期男子・女子の育児・療育風景」をみることができます。
メルマガ読者様のみできる、質問コーナーでは思春期・反抗期・発達障害についてお答えしています。
メルマガ限定 → ブログの記事+実践課題
このメルマガは思春期・反抗期・発達障害を持つ子どもへの対応で悩まれている方に、別視点での新たな接し方を学んでいただいたり発想力を鍛えていただくための、実践型子育てメディアです
読んでいただいた後に、「今日の実践課題」をお手元のノートで「自分の実生活ではどう活かしていけるだろうか」という視点で書いて実践してください。
継続は力なり!この毎日が習慣になり、人生になっていきます!
※イベント案内やメルマガ限定の息子ネタも時々あります(笑)
場所 セシオン杉並 第6集会室
テーマ 「未来を描こう・発達障がい者と一緒にいることで深まる絆」
費用 ※お支払いしていただいても、いただかなくても良い恩送り形式とさせていただきます。
※お支払いいただいた費用は、発達障がいの理解を深める講座へと繋げていく為に使用させていただきます。
※恩送りを続けて行くことで、障害があってもなくても相互理解・相互支援できる社会の実現を目指していきます。
対象 どなたでも大歓迎です
定員 20名 → 16名! 先着順です。
持ち物 筆記用具 グループディスカッションがあります。
申し込みはこちらから
https://ssl.form-mailer.jp/fms/ba316c1b547700
★第16回発達障害カフェ♪★
日時 7月18日(木) 10:00~11:30
場所 高井戸地域区民センター第5集会室。
参加費 500円
対象 お母さま 指導者 支援者
※こちらの会は女性限定の会です。
テーマ お子さまの様子 療育のポイント 支援機関情報
個別相談など
※思春期以降(小学校高学年以降)の情報がメインです。
定員 少人数制です!
持ち物 筆記用具
託児 なし
※小さなお子さまは一緒に参加していただけます
・お申し込みはこちらから
ご不明な点がありましたら、お気軽にお問合せください
カウンセリング初回特典は、思春期育児に役立つ4つの思春期接し方チェックシートor発達障害基礎知識・褒め方シート付で、90分に10分をプラスして承っております。
カウンセリングについての詳細はこちら
カウンセリング料金・講演会・ワークショッププラン・お申込みはこちらから
ご不明な点がありましたら、お気軽にお問合せください
日本初にして唯一の思春期・発達障害療育専門カウンセラー(個別カウンセリングは母親限定)
家族 夫、大学1年生息子、小学6年生娘の4人家族。
旦那さんのいるお店 → 「ビフトロ バイ ラ コクシネル」
出身 栃木県佐野市 45歳 4月26日生まれ。東京在住。
趣味 人間観察 サブカルチャーほか、思春期・反抗期・発達障害について日夜考察・研究
2016年4月26日 「思春期教育研究所アジュガ」設立
非営利団体「発達障害の会ajuga」設立
2018年7月27日 「一般社団法人コミュニケーション研究所アジュガ」設立
業務内容 個別カウンセリング 講演会・ワークショップ・企業研修
公立小学校・私立高校・インターナショナルスクール・地域での講演会、企業研修、就労事業所A型・B型での研修実績あり。都立田柄高校、東久留米総合高校キャリア教育「ドリームプランプレゼンテーション」授業サポート経験有り。教育新聞紙面版・電子版掲載。
※お子さまの思春期・反抗期・発達障害でお困りの方、人材育成等、社内の人間関係改善をサポート、働きやすい職場の研修をさせていただいております
資格一覧
・中学校教諭一種免許 ・高等学校教諭一種免許
・一般社団法人 日本総合教育支援会認定 臨床心理支援技法士
・内閣総理大臣認定NPO法人 コミュニケーション能力開発機構 メンタルコーチ1級・心理セラピスト1級
フェイスブック ← 我が家の小ネタ満載です(笑)
お友達申請は「ブログをみました!」とメッセージをいただければ承認させていただきます♪
ランキング参加中です!ぽちっとしていただけたら嬉しいです
いつも応援ありがとうございます!励みになっています!