みなさま、こんばんは!
思春期・発達障害療育専門カウンセラーの飯塚ひろみです。
みなさま今日はどのような一日を過ごしましたか?私は今日はお仕事でした
帰りがてら観た桜は、一分咲きくらいでした♪
さて、シリーズでお送りしおります不登校7つのタイプの5つ目、
「人間関係型」
についてみていきましょう。
不登校ではない親御さんも是非、知っていただき理解を深めてくださったら嬉しいです
このタイプの主な原因は
・いじめやからかいを受けている
・友達や教師とのトラブル
・転校や進学などによる不適応感
・人間関係が原因
などが挙げられます。
本人は
「登校したい」
という意欲はあるのに、人間関係のトラブルが原因で登校できず、一人でかかえてしまっているケースが多いのですね。
そして、こうしたストレスが積み重なり行き渋りをみせるようになったり、頭痛や腹痛など体調の変化を訴えてくるようになってきます。
この場合は、お母さんがいち早く本人の変化に気付き、早期対応をするべく原因を知ることから始めていきましょう
人間関係型の不登校は
「スピードが解決のカギ」
となってきますので、小さなサインを見逃さないようにしていきましょうね。
注意点としては
・異変に気付いたらすぐに、本人を取り巻く人間関係や学校での子どもの立場の発見をしていく
・本人があまり話したがらない場合は無理に聞こうとせず、学校の先生、教科の先生、副校長先生、友達のお母さんなどから情報を
収集する
・無理に聞こうとすると、本人がいじめやからかいを受けた時のことを思い出し、さらに深く傷ついてしまう場合があるので注意する
・トラブルの中には些細な問題であることも多いが、その部分を「甘え」や「わがまま」として指摘してしまうと、問題解決をしても
登校できなくなる場合がある
・本人の内面の未熟な部分も受け入れ、成長できるよう少しずつ促していく
・特定の人物とのトラブルから、学校や本人を取り巻く環境全体に不信感を抱いてしまう場合があるので、本人の心のわだかまりを解していくことを中心に接していく
という感じです。
人間関係が原因ですので放っておくと、いじめの深刻化、体調の変化、心因的な部分の変化が加速してしまいますので、お母さんは
・表情が暗くなったな
・元気がないな
・無口になってきたな
・勉強に身が入らなくなってきたな
・学校で、休み時間などに他のクラスや廊下をうろうろするようになったな…
などの症状が見られたらすぐに、じっくりと話し合う機会を設け
「お父さん、お母さんは何があってもあなたの味方だからね」
「絶対に解決するから、安心していなさい」
と、本人の前で宣言しましょう
この一言があるかないかで、今後が大きく変わってきてしまいます。
なぜなら、お子さんが
本当に苦しい、辛い、悲しい…もうこんな人生嫌だっ…!
と、衝動に駆られてしまった時に、お父さん、お母さんの気持ちを知っているかどうかで「自殺」に待ったがかかるのです。
なので
「どんなに辛くても、お父さん、お母さんだけは自分の味方をしてくれている、応援してくれている。」
「どんな自分でも受け入れて大切にしてくれている…ここは私の安心できる大切な大切な居場所なんだ。」
というメッセージをお子さんに伝え続けてください。
自殺をしてしまう子、待ったが掛かる子の線引きは
「心の最後の砦である家庭、親の愛情を知っているかどうか」
です。
そして少しずつ本人から事情を聞き、学校や先生、友達の証言などからトラブルの原因が分かってきたら
・学校と家庭が連携をして内容を整理する。
・先生にはトラブルの相手との間に入ってもらい、謝罪をお願いする
など、解決への道筋を良く話し合いながらしていってください
この時のポイントが
「本人がその解決方法で納得しているかどうか」
です。
お父さん、お母さんとしてはいち早くトラブルを解決して、学校に行って欲しいと願うばかりに、本人の気持ちを置き去りにしてしまう場合がありますが、これはプライドを傷つけてしまう恐れがあるので注意しましょう。
学校に通うのはお子さんです。
トラブル解決後に、お子さんが学校でどのように過ごしていくことがベストなのか
をよく考えて、行動してみてくださいね
さて次回は「不登校7つのタイプ 神経症を伴うタイプ」です。
※参考文献
秋田県総合教育センター特殊教育、相談研究部作の「タイプや状態に応じた不登校児童生徒への対応」
飯塚ひろみ
発達障害を持つ人と楽しく生活する工夫について、お話します
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日本初にして唯一の思春期・発達障害療育専門カウンセラー(個別カウンセリングは母親限定)
家族 夫、高校3年生息子、小学5年生娘の4人家族。
旦那さんのいるお店 → 「ビフトロ バイ ラ コクシネル」
出身 栃木県佐野市 44歳 4月26日生まれ。東京在住。
趣味 人間観察 サブカルチャーほか、思春期・反抗期・発達障害について日夜考察・研究
2016年4月26日 「思春期教育研究所アジュガ」設立
非営利団体「発達障害の会ajuga」設立
2018年7月27日 「一般社団法人コミュニケーション研究所アジュガ」設立
業務内容 個別カウンセリング 講演会・ワークショップ・企業研修
公立小学校・私立高校・インターナショナルスクール・地域での講演会、企業研修、就労事業所A型・B型での実績あり。都立田柄高校、東久留米総合高校キャリア教育「ドリームプランプレゼンテーション」授業サポート経験有り。教育新聞紙面版・電子版掲載。
※お子さまの思春期・反抗期・発達障害でお困りの方、人材育成等、社内の人間関係改善をサポート、働きやすい職場の研修をさせていただいております
資格一覧
・中学校教諭一種免許 ・高等学校教諭一種免許
・一般社団法人 日本総合教育支援会認定 臨床心理支援技法士
・内閣総理大臣認定NPO法人 コミュニケーション能力開発機構 メンタルコーチ1級・心理セラピスト1級
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