みなさま、こんばんは
思春期専門カウンセラーの飯塚ひろみです
今日も発達障害、思春期について学んで行きましょうね
(思春期とは10歳から20歳くらいまでを指します)
発達障害の子どもをお持ちのお母さま、お子さんの友達付き合いについて、お悩みはありますか?
・特定の子としか一緒にいない、いたがらない
・新しい友達を作るのが苦手
・学校で過ごす子はいるけど、プライベートで遊ぶ子はいない
・友達はいるみたいだけど自分の気持ちを表現するのが苦手
など、お子さん一人一人によって、様々なお悩みがあると思います
お母さんとしては、我が子が楽しく学校生活を送る上で、仲良くしてくれる子、優しくしてくれる子が傍にいてくれたら、心強いですし嬉しいですよね
そこで今回は、「友達」についてお話したいと思います
さて、そもそものお話なのですが
友達って、どういう風に作るのでしょうか?
大体の方が、
・自然と仲良くなって、気が付いたら一緒に過ごすことが多くなった
・気が合うな、と思ってから話す様になって仲良くなった
・好きなものが一緒だったので、その話をしていたら自然と仲良くなった
と、
・気が付いたらできていた
・仲良くなっていた
など、
友達を意識的に作ったと言うよりは、自然にできた
という感覚の方が多いと思います
小さい時は
「友達になろうよ!」 → 「うんいいよ!」
の流れで済んだのですが、思春期以降になってくると、自我が芽生えてくるので、そう簡単にはいかなくなってくるんですね
特に、発達障害のある子どもは目で見えないものを理解することが苦手です
友情
というのもその一つ
小さい時のように、友達になろうよ!という声掛け一つで済むコミュニケーションとは打って変わり、複雑になってくる人間関係の中で、どうやって友達を作ったら良いのか、どういう関係が友達なのか、分からなくなってしまい、人間関係で悩んでしまう子も多いんですね
自分と相手との感情の温度差で悩んだり、良かれと思って言ったことが裏目にでてしまったり、相手から思うような返答が得られなくて困惑してしまう…なんてことも、あったりします
なので、お母さんはお子さんと、「友達・友情」について、良く話し合ってみてください
・お子さんが思う「友達」とはどんな存在なのか
・友達がいることで、自分がどんな風に感じるのか
・自分が友達に対して、どんなことをしてあげたいと思うのか
・友達になりたいな、と思う子がいたら、どうやって話しかけたら良いのか
・しつこく話しかけない、または、話したいけど全く声を掛けられない、という状況になった時に、どうしたら良いのか
など、一つ一つ丁寧に話をし、お母さんの気持ちや体験談なども入れて、分かりやすく伝えていきましょう
(しつこくしてしまう場合は、話しかけるのは1日に3回まで、など回数で言うと分かりやすいと思います。話したいのに他の子と喋っててて話しかけられない場合は、先生に間に入ってもらうと良いでしょう)
こうして、子どもと話をしていきながら
・友達と自分は対等な関係だということ
・どっちが偉いとか、偉くないとかは友達という間柄には関係ないという事
・点数や成績、順位の違いで、どっちが人として上とか下とかを判断しないということ
・困った時に優しくしてもらえること、また、自分も優しくしてあげること
など、友達付き合いの中での「マナーやルール」を、覚えさせていくんですね
目では見えない部分なので、お子さんが難しいと感じることも多いと思いますが、何度も繰り返しい伝えていくことで、段々と分かってくるようになりますよ
そして、最後には必ず
・嫌なことは嫌だと言える関係を作って行くこと
・悪いことをしたな、と感じたら必ずお互いが謝れる関係であること
・許し合える間柄であること
と、
お互いが対等に、気持ちよく付き合える関係=友達
だということを、伝えてあげてください
(嫌な事を我慢し続ける関係は、友達ではありません)
思春期以降になると、人間関係が複雑になるので、発達障害のある子どもはコミュニケーションで悩むことが多くなります…。
そんな時は是非、友達との会話を親子で考えながらお子さんと、お友達の気持ちを具体化し、お互いがどんな気持ちになったのかを「見える化」しながら解決していきましょう
ポイントは、言葉のキャッチボールを見えるようにしていくことです
お母さんが相手の子役になってもいいですし、紙に書いてやり取りを表現しても良いと思います
お子さんが一番理解しやすい方法を見つけて、実践してみてくださいね
こうすることで、お子さんは会話一つ一つのやり取りに対しての、自分の会話の形や法則を見つけていきます
(話しやすい言い方や、こういう場合はこう返すといった独自の会話運びですね)
そこに、感情を乗せることで相手に自分の気持ちを伝えることができますので、時間が掛かるかも知れませんが、是非試してみてくださいね
さて次回は「親友の定義について」です
お楽しみに
飯塚ひろみ
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