みなさま、こんばんは!
思春期専門カウンセラーの飯塚ひろみです
今回は「夏休みの宿題をまったくやらない子」についてです
さて、夏休みの宿題をどのように終わらせるか、タイプ別に見てきましたが、番外編の今回は「宿題をまったくやらない子」について、お話をしたいと思います
・うちの子、本当に勉強しないんです
・自分から勉強をすることがない
・何を言ってもテコでも動かない状態です
・言っても反抗されてしまい、打つ手がなくて・・・
というご相談をいただくことがあります
宿題をきちんとしてほしい、受験があるので日々の勉強時間を増やしたい
と焦る気持ちがあると思いますが、特に思春期・反抗期に入っているお子さんはなかなか思う通りに動いてはくれませんよね
では、どうして勉強をしないのでしょうか?
それはずばり!
勉強が楽しくない
と
お母さんが勉強をしなさいと言うからやらない
というケースがとても多いのです
なかなか勉強をしないわが子を見て、お母さんはつい
今日はちゃんと勉強やったの?
もう終わり?まだ全然進んでないじゃない!
早く宿題しなさい!
と言ってしまうと思うのですが、言えば言うほど子どもは嫌気がさしてしまい、ますます勉強しなくなる場合があるので声掛けには工夫が必要です
特に思春期・反抗期に入っているお子さんは、こうした言葉に強く反発しますので、親子関係が悪くなってしまうこともあるので注意しましょう
思春期の子どもはお母さんの「勉強しなさい」という声掛けに素直にいうことを聞くことは、ほとんどないと言っても過言ではないので、ここはグッと我慢をして別の方法を考えていきましょうね
そして、勉強が楽しくないという子のほとんどが、勉強を「学び」というよりも「作業」と思っており
・今やっている勉強がなんの役に立つのか分からない
・この勉強ってやってなんの意味があるの?
・とりあえず受験があるから勉強するだけだ
という風に認識してしまっているので、勉強をさせようとお母さんがいくら頑張っても、机に向くことがなく反発をされてしまいます
なので、夏休みに勉強をもう少ししてほしいと思うのであれば、まず、宿題以外の勉強を考えていきましょう!
ポイントは、お子さんが今興味を持っていることや、夢中になっていることにスポットを当てて、お子さんだけではなくお母さんも一緒に楽しむつもりでやっていくことです
本が好きなら大きな図書館や、大きな書店に連れて行ってあげる
歴史が好きならお城を見にいったり、歴史の漫画を買ってあげたり、三国志などのゲームをやりながら武将の名前を覚える
理科が好きなら実験教室や植物園に行く
など、机の上での勉強とは違う「経験・体験」と言う名の勉強をさせてあげてください
スポーツが好きなら、思い切り運動をして体を動かすとともに、体の構造や筋肉の使い方、有名なアスリートの練習方法や生活習慣などを話してみるのも効果的ですよ~
こうした体験を軸にして、普段の学びがどうやって繋がっているのか、をリアルに見せてあげることから初めてくださいね
そうすることで、少しずつ勉強をする意味を知ることができ、これまで繋がらなかった学びの点が線になり、円となって結びついてきますよ
さて次回は「発達障害の会ajuga第1回学習交流会の開催報告」です!
お楽しみに!
思春期教育研究所アジュガ
代表 飯塚ひろみ
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