みなさま、おはようございます!
思春期専門カウンセラーの飯塚ひろみです
今回は「子どものタイプ別、夏休みの宿題の取り組み方 コツコツ編」です
さて、前回は夏休みの宿題を「最初にまとめてやる子」についてのお話しでしたね
今回は「毎日コツコツとやる子」について、お話ししたいと思います
毎日コツコツ勉強する
お小言を言われなくても、毎日自分で決めた量の宿題に取り組み、時間内に終わらせることができるようになってくれたら…と、お母さんは願わずにはいられないですよね
学校や塾でも必ず
毎日少しずつでも良いから勉強しよう
と言われ、コツコツタイプのお子さんは一見、なにも問題なさそうにみえますが一つだけ注意しなければならない点があるんです
それは
融通が利かないタイプ
が意外と多いということです
計画的に物事を進めるのが大好きなこのタイプのお子さんは、とてもまじめである反面、融通が利きにくく
決まった分量の宿題(勉強)しかしない
という特徴があったりします
計画的に進める一方で、時間があっても他は一切勉強しない傾向があるので
ついお母さんが
・時間があるんだし、もう少し勉強したら?
・余った時間がもったいないから次のページもやってみたら?
と声掛けをしてしまうと思うのですが、お子さんとしては今日の分量はクリアしてしまっているので、このような声掛けをされても、ムッとしてしまい
・今日の分はもう終わり
・もうやったんだからいいじゃん!
と反発されてしまうので注意しましょう
この手のタイプは
計画的に物事を進めるのが大好き
という特徴がある一方で
物事が計画通りに進まないと不安になる・イライラする
という特徴も持っています
お母さんが「もっと勉強したら?」と言うことも、このタイプにとっては「計画を乱される言動」と受け取るので反発するのです
なので、ここはまず
・あなたはいつもきちんと宿題をしているからお母さん安心だわ
・自分で計画を立てて勉強しているなんて偉いわね
と、コツコツと勉強していることを認めて褒めてあげましょう
そして、もっと勉強をして欲しい場合は、計画が乱れるような声掛けではなく
計画を練り直す・立て直す・新たに組み替える
という視点からアドバイスしましょうね
一日の生活習慣から計画を見直すと、お子さんは「お母さんが自分の計画に協力してくれている」と感じることができ、安心して取り組むことができますよ
長い夏休み、いつものコツコツ勉強に新たな学びがプラスできるようしてみてくださいね
さて次回は「子どものタイプ別 夏休みの宿題の取り組み方 最後にまとめてやる子編」です!
お楽しみに!
思春期教育研究所アジュガ
代表 飯塚ひろみ
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子ども時代は部屋で本とピアノばかり弾いている日々だったが、 行動派な姉に連れられ、野山を駆け巡る。
音大卒業後はピアノ教室を開設し、自宅レッスンの他に訪問型のレッスンも開始。 不登校の子どもとお母さんの支援をする中で、家族の繋がりの大切さを実感する。
結婚・出産後は発達障害の療育に力を注ぎ、同じ悩みを持つお母さんたちと共に「発達障害の会」を結成。理解を深めるための勉強会を現在も定期的に開催している。
杉並区立小学校PTA連合協議会事務局・生協の組合員活動を通じて思春期の子育ての大切さを痛感。カウンセラーの資格をとり思春期・発達障害で悩む母親の支援を開始。
2016年4月 思春期教育研究所アジュガを立ち上げる。
カウンセリングでは性格学に基づき、お母さんの気質(生まれつきの性格)とお子さんの気質に合わせた助言を行いながら、オリジナルのツールを使用し、お子さんの「心の黄金トライアングル(友達と過ごす時間・一人で過ごす時間・家族と過ごす時間)」の乱れを分析し、更に多面体にまで細分化。お子さんとお母さんの気質と関係をみながら、家庭でできる声掛けや接し方を助言し、 性格の違いによる親子の相性、コミュニケーション方法をお伝えします。
反抗期・学習・サブカルチャー・スマホ・対人関係・発達障害・・など、思春期における様々な悩みの種を持つお母さん専門の相談室。
「思春期を持ってましたと迎えるには?」「0点100点理論から見るありのままのわが子の受け入れ方」「発達障害を持つの子どものマイルール作り」「最強の行動思考回路を作る パルテノン型 目標設定法」講演会・セミナー・ワークショップも開催。
2016年5月 16人の法則 MBTIセミナー受講
合言葉は「思春期を待ってましたと迎えよう!」
現在は夫、高1の息子、小3の娘の4人暮らし。 思春期のマイナスイメージを払拭するため活動中。
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中学校教諭一種免許 高等学校教諭一種免許 一般社団法人 日本総合教育支援会認定 臨床心理支援技法士